ニュースレター第20号

ニュースレター第20号を発行いたしました

2024年4月以降の『いずみ』活動継続を願い、今号では布田運営委員長による巻頭言をはじめ、喫緊の課題である汚染水海洋放出に関するコラム(ふながだの海)。そして、2022年度甲状腺検査活動や講演会報告等の構成(※)です。あわせて、みなさまからのご支援を感謝してご報告いたします。どうぞご高覧ください(画像をクリックすると拡大します)。

No.20(FF)

尊いご支援・献身的なお祈りにより、『いずみ』の土台が厚く支えられています
第20号感謝報告(2022年9月~2023年3月)

1986年4月26日未明発生のチェルノブイリ原発事故現場では石棺による放射性物質管理の暫定的処置が続く一方、福島原発事故では溶融核燃料の取り出しという、砂漠の蜃気楼のような「廃炉計画」なるものに沿って事故対応がなされてきました。福島県による調査では300名以上もの当時子どもだった方々が甲状腺がん(悪性疑い含む)に罹患し、今も、事故前より高い放射線被ばくに晒される日常が汚染地域では続いています。未だ故郷に戻れない避難者救済など、深刻な問題は‶解決″にはほど遠い状態です。にもかかわらず風化や関心の薄れが強くなってきています。次世代、さらなる次の世代へと引き継がなければならない課題が目の前に横たわっています。引き続きみなさまのご理解、ご支援を何卒よろしくお願いいたします。

以下についてもご参照、ご支援のご検討をお願いいたします。

これ以上海を汚すな!市民会議

ALPS処理汚染水に関する動画4本
(2022/4/19 環境NGO FoE Japan 提供)

女川原発再稼働差し止め訴訟原告団ニュース第12号

※ニュースレター15p下部の3)のURLやQRコードについて、現在は投稿者によってページが移動、もしくは削除されています。何卒ご了承願います。

ニュースレター第19号

ニュースレター第19号を発行いたしました。
どうぞご高覧下さい。

いずみニュースレター第19号
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みなさまのお祈り、ご支援ありがとうございます♬♩
第19号感謝報告(2022年4月~8月)

今号ではいずみの活動報告や運営委員によるメッセージほか、大きく社会問題化している放射能汚染水に関する情報提供。また、被ばくを避けるための移住支援に関するご寄稿を掲載させていただきました。責任ある機関による根本的な対策が行われず、問題性が膨らんでいます。ご支援等のご検討も何卒よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人リボーン

これ以上海を汚すな!市民会議

以下動画もご参照ください。(2022/4/19 環境NGO FoE Japan 提供)
ALPS処理汚染水に関する動画4本


2022年6月21日 福島県庁前(内堀知事に事前了解をしないよう求めるスタンディング)

ニュースレター第18号

ニュースレター第18号を発行いたしました。
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いずみニュースレター第18号
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みなさまのお祈り、ご支援ありがとうございます。
第18号感謝報告(2021年10月~2022年3月)

1月下旬、被ばくによる健康被害であるとして、10~20代、男女6名の甲状腺がん当事者が東京電力に対し損害賠償請求訴訟を提起しました。これをきっかけに、欧州委員会にあてた元首相5名の書簡内容➀に対し、環境省や福島県知事等が過剰反応を示し、抗議という大きな事態➁➂➃に発展しました。ところが、その後の元首相側の反論➅➆➇などに対し、これらの機関は沈黙しています。(以下、全て2022年)

元首相経験者5名による欧州委員会への書簡(1/27)

➁山口環境大臣からの抗議書面 福島県における放射線の健康影響について(2/1)

内堀雅雄福島県知事からの要請書(2/2)

福島県知事 定例記者会見(2/3・質問事項2)

これらの動きに対し、元首相5名サイドによる反論や質問が行われています
山口環境大臣への抗議書兼質問書(2/3)

内堀福島県知事への抗議書兼質問書(2/4)

すると、名前や部署すら記載されていない書面が届いたようです
環境省大臣官房 環境保健部 放射線健康管理担当参事官室からの応答(2/10)

環境省は「多くの子どもたちが甲状腺がんに苦しんでいる…」という文言の事情説明のため、急遽、駐日欧州連合大使に面会するなど奔走しているようですが、そもそもの抗議先関係者へは難癖つけただけで「科学的」論争の提起はなされませんでした。
福島県における放射線の健康影響について(環境省サイトより)

一方、内堀福島県知事に対し、甲状腺がん当事者や家族らのグループ「あじさいの会」は抗議・申入れしましたが、県からは応答すらありませんでした(3/15時点)
2月3日の定例記者会見への抗議と質問書提出(2/8・アワープラネットTV配信)

《参照サイト》
原自連公式サイト2月13日付投稿2月3日付投稿
311子ども甲状腺がん裁判弁護団による抗議声明(2/4)

原因究明をはじめ、甲状腺がん当事者にすら対話、向き合わない県や国(環境省等)、そして、東京電力。裁判という方法を選択せざるをえなかった若い原告6名や多数の甲状腺がん患者の想いに耳を傾けることが必要ではないでしょうか。

以下2つの裁判について、みなさまのご注目・ご支援をお願いいたします。

第一回(Se)

 

子ども脱被ばく裁判控訴審第3回口頭弁論期日 5/18(水)15時~