心と体をリラックス!!第8回親子短期保養プログラム 参加者募集

 この保養プログラムは、北海道・奥羽・東北の三地区に属する日本キリスト教団(キリスト教プロテスタント)の教会と「いずみ」が協働で実施(共催)し、日本キリスト教団東日本大震災救援対策本部が協賛しています。今も被災の苦しみを感じられている親子の方々に一時でもリフレッシュしていただけたら、と北海道での短期保養プログラムを企画いたしました。北海道での関係者が受入れの準備をして待っておられます。参加お申込みをお待ちしております。

幌見峠                             札幌市幌見峠

「心と体をリラックス!!第8回親子保養短期プログラム in 北海道」のご案内

期 日:7月31日(金)~8月6日(木) 6泊7日

宿泊地 (旭川豊岡教会では大部屋での宿泊予定です。) 各3泊予定              北海道クリスチャンセンター(札幌市)http://www.h3.dion.ne.jp/~hcc/               旭川豊岡教会(旭川市)http://toyooka.chu.jp/

プログラム内容:ご案内をご覧ください

集 合:7月31日(金) 仙台空港 (詳細は後日連絡します)

費 用                                                      集合地点(仙台空港)までの往復交通費、プログラム中の食費や交通費、宿泊費などの経費は原則主催者が負担します。フリータイム時の食費・交通費などは自己負担をお願いします。

募集人数:親子10組 22名 (1家族につき3~4人まで・原則として小学生以上の子ども)

参加資格                                                  2011年3月11日に発生した巨大地震にともなう、津波・原子力災害が及んだ被災地域、且つ東北地方在住の親子ならどなたでも参加できます。

申込み方法                                                  ご案内を必ずご確認いただいた上、第8回参加申込書 pdf 第8回参加申込書 Excelに必要事項をご記入下さい。応募理由のご記入もどうぞお願いいたします。記入後は郵送・Fax・電子メール、いずれかの方法で「いずみ」(=下記連絡先)までご送付ください。ネット環境がない場合はお電話でのお申込みに対応いたします。

申込み締切                                                   7月8日(水)17時締切り(必着)。ただし、申込み多数の場合は締切り期限にかかわらず(予告なく)募集を終了いたします。期間中の募集締切りはいずみHP上でお知らせいたします。ご確認をお願いいたします。(応募数が定員を超えた場合)先着順ではありませんので、参加者の選考や決定は事務局で行いますが、原則として(いずみでの長距離保養参加が)初めての方を優先します。どうぞご了承いただきますようお願いします。参加決定者の方には締切後、詳細など必要なご連絡をいたします。

お申込み・お問合せ先:                                           放射能問題支援対策室いずみ 親子短期保養係                           〒980-0012 仙台市青葉区錦町1丁目13-6                                        ☎/Fax 022(796)5272 (電話は平日9時~17時)  E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

ニュースレター第5号

ニュースレター第5号を発行いたしました。

こちらをご覧ください。→ニュースレター第5号 

 被ばくにともなう健康影響に対応するための甲状腺検査をはじめ、親子保養、傾聴や健康相談など、いずみの活動は本当にたくさんの方々に支えられています。活動資金一つをとっても、「東日本大震災救援募金」への指定献金や、日頃お預かりする献金、そして、いずみ総会でも説明されましたいずみの会会費など、海外からの支援も受けています。祈りと共に献金をお寄せいただいているみなさま、おひとりおひとりへの大きな感謝を申し上げます。

 被災地域から避難された方々や、留まり居住され続けている方々、いのちを守るための多様な選択をそれぞれ尊重するために、長期且つ、多岐にわたる環境整備や支援が望まれています。私たちの活動は小さな働きではありますが、今なお終息が見えない、原子力災害という前例に乏しい事態に対して、深く傷つき痛み、不安の中にいる方々とともに悩み、あるべき支援や、解決の糸口を探してゆく歩みを続けて参りたい、と考えております。

 最新の第5号は、いずみの会初めての総会開催、3月に実施した沖縄への親子保養、献金者への感謝報告などで構成しております。保養のため訪れた沖縄では、参加者の方々が基地問題をはじめとする負の歴史に触れる機会もありました。オキナワもフクシマも、目を背けることができない重い課題をそれぞれ負わされています。この地に限らず、それぞれの場で、考え・取組んでいただく素材としてご覧いただければ幸いです。

 なお、ご要望がありましたら、印刷したニュースレターを発送いたします。遠慮なくお問い合せ、ご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

放射能問題支援対策室いずみ ☎ 022(796)5272  E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

白石市での甲状腺検査 受診者募集

子どもの甲状腺エコー検査を行います(検診費無料・要予約)

「第18回甲状腺エコー検査」 in 白石市

日時:8月9日(日)11:00~15:30                    予約時間:11:00 11:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00

場所:白石市ふれあいプラザ 2F(白石市字本町27・白石駅から徒歩6~7分)Googleマップ https://plus.google.com/102647561764856903244/about

検診対象: 白石市や近郊市町村在住の 4、5才以上~ 22才以下の方                               (2011年3月11日の震災当時 18才以下の子ども)                                      検診定員:42名(先着順です。定員になり次第予約受付を終了いたします。)                 検診料:無料                                                 検診医:藤田操医師(福島県ひらた中央病院医師)                          検査機器:GE社製 LOGIQe

ご予約が必要です。受診希望の保護者の方は下記連絡先へお申込み下さい。

予約申込み・お問い合わせ先:放射能問題支援対策室いずみ 

022-796-5272(平日9時~17時)   E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

ダウンロードできます→20150809 第18回甲状腺エコー検査チラシ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

6月28日(日)栗原市内でのエコー検査受診者も募集中         詳しくはこちらをご覧下さい→http://tohoku.uccj.jp/izumi/?p=3012

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「アオギリにたくして」「広河隆一さん講演会」などのお知らせ

7月4日(土)「アオギリにたくして」仙台上映会

 主催である「アオギリにたくして」仙台上映実行委員会代表は、宮城学院女子大学3年生の学生さんです。大学生から80代までの幅広い年代層の方々がつどわれ上映準備が進められています。ヒロシマ・ナガサキでの原爆投下から70年となる節目の今年、ヒバクシャがご高齢となられ、世代間を越えた被爆体験の継承が大きな課題とされる昨今、若い世代の方々にも被爆体験を伝えていきたい、知ってほしいとこの上映会は企画されました。原爆のため右足を失いながらも、被爆したアオギリの木に新芽が出ていることに希望を取り戻した女性、沼田鈴子さんをモデルとした映画です。沼田さんは広島平和記念公園のアオギリの木の下で、被爆体験を伝える語り部として戦後活動されました。その沼田さんは2011年7月12日に永眠されました。同年3月11日に発災した東日本大震災に遭われた被災地の人々や、福島第一原発事故のことを案じられていたそうです。

ヒロシマからフクシマへと、核や放射能による惨禍を未然に防ぐことはできませんでしたが、「二度と同じ苦しみをさせたくない」という沼田さんや被爆者の願いは多くの方々の胸に飛び込んでほしいと思わずにはいられません。人工放射性物質やそれを利用した兵器によって生命や故郷を奪われることがあってはならない、福島原発事故後を生きる私たちにとって避けることができないこの命題を、個人的な体験としてとどめず、普遍的な価値として組成してゆくために是非ご覧いただきたく思います。2013年に公開されたこの映画は宮城県内初上映です。お子さまやご家族、ご友人の方など、お誘いあわせの上どうぞご覧ください。日時や場所など、上映に関してより詳しくは、チラシpdfや下記HPをご覧ください。

「アオギリにたくして」仙台上映会チラシダウンロードできます。

アオギリにたくして」公式HP http://aogiri-movie.net/screen/

「アオギリにたくして」合唱歌動画 https://youtu.be/KzgyW2pVa1c                        歌:広島市立井口小学校合唱団 同学校音楽教室にて2011年11月24日録音

お問い合わせ・チケット申込み先                                     仙台YWCA ☎022-222-9714(祝日を除く月・火・金 10:00~17:00)               又は 090-5833-3050(佐藤様)  Email: ywca@cocoa.ocn.ne.jp

6月13日(土)~6月19日(金)には山形市内の「フォーラム山形」でも上映されます。

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広河隆一さん講演会 in Sendai

 7月15日(水)、フォトジャーナリストであり、「Days Japan」前編集長である広河隆一さんの講演会が仙台市内で行われます。要申込みですが参加費は無料です。主催はみやぎ生協さんです。原発事故から4年、福島県内など子どもたちの最近の状況についてのご講演です。沖縄県久米島「球美(くみ)の里」での親子保養の様子などもご報告があるようです。

詳しくはこちらをご覧ください。→広河隆一さん講演会案内                     参加お申込みの際、ご利用ください。→Fax申込み用紙(申込み期限 6月20日まで)

みやぎ生協HPより http://www.miyagi.coop/member/event/detail/843/            会場であるgoogleマップはこちらから 案内地図  

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  2015年6月13日(土)13:30~ 元日赤病院医師である岡山博さん講演会20150613 「未来に続くいのちのために」岡山博さん講演会チラシ

 以上3件、いずれもいずみの企画ではありませんが、ご紹介いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

ほよ~ん相談会 2days!!

            「ほよ~ん相談会 2015夏」 in いわき&二本松

6月6日(土)13:30~17:00 浜通り相談会会場:いわき市生涯学習プラザhttp://gakusyuplaza.city.iwaki.fukushima.jp/アクセスと駐車場)

6月7日(日)11:00~15:00 中通り相談会会場:二本松市市民交流センターhttp://www.city.nihonmatsu.lg.jp/site/shisetu/1543.html(JR二本松駅から徒歩1分)

保養や移住についての情報や機会を提供する催しのご案内です

 全国から保養や移住を支援している団体が集まり相談会が行われます。6月6日(土)にいわき市、6月7日(日)に二本松市で連日行われます。主催は、原発事故被災地からの移住支援・保養活動を取組んでいる、全国各地の56団体(2015.5.28現在)でつくっているネットワーク、「311受入全国協議会(通称:うけいれ全国)」です。相談会には北海道から沖縄まで、過去最大数の45団体(http://www.311ukeire.net/cms/?p=377がブース参加予定です。福島県内在住者限定ではありませんので、宮城県や茨城県など他県からのご参加も可能です。夏休みの保養、障がいのある子どもや乳幼児も参加できる保養相談、専門家による健康相談や法律相談ブースもあり、子どもが遊べるスペースもセッティングされます。予約不要・参加無料です。どうぞお気軽にご来場下さい。

その他詳しくは、うけいれ全国のHP http://www.311ukeire.net/ などをご覧くださいね。

お問い合わせ:090-3390-9946(うけいれ全国 みかみ様)
ukeire.soudan@gmail.com(うけいれ全国 早尾様)

第6回近距離保養プログラム実施しました

2015-05-31 07.02.40 このところの日差しは夏のようですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。5月30日(土)、31日(日)の2日間、「いずみ」は放射能に不安を覚える親子を対象とした保養プログラムを実施しました。放射能汚染による制限的な生活が続く中で、①放射線量の低い地域で一時的にでも被ばくを避けること ②汚染されていない食事摂取などによって、(摂り込んでしまった)身体中の放射性物質の排出に努めること ③子どもの成長段階においては野外活動が欠かせない、などの認識に基づき保養活動を行いました。

2015-05-31 09.36.49

 滞在先である、宮城県登米市登米町「手のひらに太陽の家」。http://taiyounoie.org/    一つ屋根の下、参加者・スタッフ、同じ釜のご飯を食べ、大きな家族のように過ごしました。

2015-05-30 18.02.32 国より厳しい基準で放射能測定に取組んでいる「あいコープみやぎ」//www.mamma.coop/ さん提供の食材を使用し、管理栄養士スタッフによる手作りのお料理をお出ししています。

2015-05-30 15.50.35 好天にも恵まれ、思う存分外遊びする子どもたちの様子をみんなで見守ります。

2015-05-30 15.06.26 たくさん食べ、友達とたくさん遊び、ワクワクした子どもたちの時間や笑顔が何よりの希望のように感じられます。暗い政治や権謀と対局にある日常から、未来への贈り物をこれからも一緒に探し続けてゆきたいです。保養プログラム参加者のみなさま、お疲れさまでした。

 最後に、参加した保護者の方からいただいたメッセージをみなさまにお伝えいたします。 「国や県で保養にお金を出して、子供達全員が保養の必要性のもと行ければいいなと思います。親の考え方、働いている人、保養に行けない人の差がなくなるには行政のもと進めないと、一部の人だけ保養に出る現実のままだと思います。現実難しいですね。」(以上、参加者アンケートより)

 保養実施にあたってサポートいただいた関係者のみなさまには心より感謝申し上げます。