ご案内したばかりですが、「ふくしま・こうべ こどもプログラム2015」のお申込み数が定員に達したため、募集締切りになりましたことをお伝えいたします。
梅雨が明ける頃、夏休み保養プログラムのご案内です。神戸市内にある日本キリスト教団の12教会の集まりである「FNH12」が主催して行います。
日程:2015年7月22日(水)~7月28日(火) 6泊7日
宿泊先:公益財団法人「神戸学生青年センター 」
〒657-0064 兵庫県神戸市灘区山田町3丁目1-1 (地図)
参加対象者:福島県在住の親子。震災後に福島県外へ避難、移住した親子。また、放射能や被ばくに不安を覚える親子(福島県外であっても栃木県や宮城県など、広域に及ぶ放射能汚染地に住む親子)。ただし、原則として子どもは小学生6年生以下です。
募集数:神戸での夏休みを希望する子どもと大人 8組 (大人1人につき子ども1~3人)
申込金:子ども 5千円 大人 2万円
(申込金は交通費やプログラム中の食費・宿泊費等にあてられます。交通費のかからない乳幼児は参加無料です。詳しくはお問合せ下さい。)
集合・出発日:7月22日(水)JR郡山駅(新幹線利用。スタッフが同行します。)
申込み方法:6月20日(土)まで必着で郵送してください。先着順で定員になり次第締切です。
このプログラムでは、7月22日(水)から25日(土)までの3日間、子どもだけでの参加(大人は後半3日間のみでの参加)が可能です。プログラムの詳しい内容をどうぞご覧ください。主催する実行委員会のお問い合わせ・お申込み先も含めて、「ご案内」「ふくしま・こうべ 子どもプログラム2015」を必ずご確認ください。祈りと喜びに満ちた豊かなプログラムとなりますように。
栗原市内で子どもの甲状腺エコー検査を行います
・・・・・ 検診費無料・要予約 ・・・・・・
「第16回甲状腺エコー検査 in 栗原市」 共催:放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク
日時:6月28日(日)10時から16時まで 予約時間:10:00 10:30 11:00 11:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30
場所:栗原市市民活動支援センター 小会議室・多目的室 Google+ ページ(宮城県栗原市築館伊豆2丁目6-1 ☎ 0228‐21‐2060)http://kurihara-center.jimdo.com/
検診対象:4、5才以上~22才以下の方(2011年3月11日の震災当時18才以下の子ども) 検診医:藤田操医師(福島県ひらた中央病院医師) 検診費用:無料 検診定員:60人(先着順・定員に達し次第受付終了です) 甲状腺検査機器:GE社製LOGIQe
ご予約方法 受診希望の保護者の方は下記連絡先へお申込み下さい。
お申込み・お問合せ先:放射能問題支援対策室いずみ
☎/Fax 022-796-5272(お電話は平日9時~17時にお願いいたします) E-mail izumi@tohoku.uccj.jp
ダウンロードできます→20150628 第16回甲状腺エコー検査チラシ
5月2日(土)より「フォーラム仙台」にて上映中の「小さき声のカノン」ですが、当初は5月22日(金)までの上映期間が好評につき、同29日(金)まで延長されることになりました!お見逃しないよう劇場でご覧くださいね。23日(土)以降の上映時間はどうぞご確認ください。
5月16日(土)~5月22日(金)の上映時間 毎日16:20~ 5月23日(土)~5月29日(金)の上映時間 未定(夜間予定) 「フォーラム仙台上映スケジュール」http://forum-movie.net/sendai/schedule/index.html 鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン」公式HP http://kamanaka.com/canon/ 河北新報にも取り上げられました。→20150501 河北新報朝刊13面 また、「小さき声のカノン」に関するイベント上映が2件ありますのでご紹介いたします。
①5月21日(木)16:20~「講演会付き特別上映」(質疑応答あり)
講演時間は上映終了後、18:30~からです。ご講演されるのは元仙台日赤病院呼吸器内科医の岡山博さんです。子どもたちの内部被ばくを少なくするための活動など、精力的にご活動されています。この上映については招待券は利用できず、座席指定付き先売券は「フォーラム仙台」窓口で発売中。電話予約(022-728-7866)も受付中(予約後のキャンセルは不可)です。
岡山博さんプロフィール 1948年茨城県生まれ 1973年東北大学医学部卒業 その後 東北大学病院第一内科、呼吸器・循環器研究 米国国立衛生研究所にて3年間遺伝子研究 1998年仙台日赤病院第二呼吸器内科部長、東北大学臨床教授 2014年仙台日赤病院退職
②5月21日(木)10:00~「ママシネマ上映」 at「チネ・ラヴィータ」
ママとシネマについて
ママだって映画館で映画を見たい!
でも子供と一緒に映画館に入るのは周りに迷惑かけちゃうし。
だからって毎回託児所に子供を預けるのはちょっと・・・。
だったら映画館の上映をひとつ貸しきってしまったらどうか?
都心では既にこんな上映が定期的に行われてるし、宮城で出来ないはずがない。観客が全員お子様連れのママさんだったら子供が騒いだってお互い様なんだから気にしない!
みんなで楽しく映画を観よう! (以上「ママとシネマについて」HPより)
大地は新緑にあふれ、空高く乾いた空気が心地よい季節となりました。いつも被災地のことを想いつづけ、心から祈り、厚いご支援を賜っていますみなさま、この乾いた風にのせ、「ありがとう」というお礼の気持ちをお届けしたく思う今日この頃です。みなさまからのご期待・ご要望に応えられているばかりではありませんが、「いずみ」の取組みや放射能汚染について、何よりもご不安を抱かれていたり、支援を必要としておられる方々のご様子など、少しずつではありますがお伝えしてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
この度、ニュースレター特別編集号を発行いたしました。どうぞご覧ください。 いずみニュースレター 2015年春・特別編集号(A4両面)
ニュースレター オモテ面の第13回甲状腺検査については、3月14日付河北新報朝刊16面にて、ウラ面の避難者交流については3月17日付読売新聞朝刊の地域面にそれぞれ掲載していただきました。よろしければあわせてご覧ください。 20140314 河北新報朝刊16面 20150317読売新聞33面(地域面)
いずれも2014年 福島県三春町仮設住宅にて 日々制作されたかごの一部
原発事故により全村避難となり、福島県葛尾村から同三春町へ避難され続けている方々と、宮城県山元町での津波被災のため仮設住宅でお住いの女性たちが共同制作した作品展示が3月に仙台市内で行われました。恋のキューピットではありませんが、この展示企画までのプロセスにおいて「いずみ」や「あいコープみやぎ」さんがお手伝いさせていただきました。放射能汚染は人為的な思惑を超越して拡散し、容易には減衰しませんが、長期間に及ぶ困難な状況にあっても、これまでに培ってきた手仕事などを通して心触れあわされたこの稀有な光景を、みなさまにぜひお知らせさせていただきたく今特別号を作成いたしました。日夜問わず低線量被ばくに晒されている汚染地域において、毎月11日だけではありませんが、繰り返し思い出してしまう辛い出来事が、関わり支え合う中で少しずつでも喜びあえるよう変っていくように、これからの日々を大切にしあいたいと感じております。ごゆっくりお読みいただければ幸いです。
なお、後日訂正いただきましたが、3月14日付河北新報記事中、仙台市の小児科医大塚純一さん、とありますが正しくは福岡県古賀市です。
ー当日配布資料と動画ー
お待たせしました。4月25日(土)講演部分の動画を公開いたします。↓どうぞご覧ください。↓ 木村真三さん講演会「放射能汚染地図の “これまで” と “これから”」 – YouTube 映像撮影・提供:土井好則様
当日配布資料です→20150425 講演会配布レジュメpdf
「ご来場・ご協力ありがとうございました」
去る4月25日(土)、仙台市市民活動サポートセンター 6Fセミナーホールにて、獨協医科大学准教授、同大国際疫学研究室長であり、福島県二本松市の放射線アドバイザーをつとめておられる木村真三(きむらしんぞう)さんによる講演会、「放射能汚染地図の“これまで”と“これから”」を開催いたしました。ぎゅうぎゅうになるくらいの大勢の方がお出でくださいました。急きょ設置した大型扇風機もあまり効果がないぐらいの熱気が満ちた講演会となりました。最後までご清聴いただき、終了後の会場片づけもご協力くださったご来場のみなさま、ありがとうございました。また、ポスターを掲示していただいたり、1枚1枚のチラシ配布にご協力いただいたことなど、この講演会の告知にご協力いただいた全てのみなさまには心よりの感謝の気持ちをお伝えいたします。ありがとうございました。いずみでは放射能や健康への影響など、いのちに関わることについて、みなさまと一緒に学びあえるような場を今後も設けてゆく予定です。これからもよろしくお願いいたします。 ご来場いただいた参加者のご感想(アンケートより)をいくつかご紹介いたします。
①たいへん勉強になりました。ふだん口にできないので、同じ思いの方がたくさんいらっしゃることが分かってホッとしました。ありがとうございました。
②私には4歳と1歳の子どもがいるので、今日は子どもたちを預けて来れるかとても悩みましたが、先生のお話を伺うことができて本当に良かったです。改めて、原発事故の恐ろしさと事故は全然解決しておらず、むしろこれからが問題であることを学びました。自分と子どもたちの健康を守り考える日々ですが、お隣の福島の方々の日々の苦しみ、辛さを知ることができ、とてもよかったです。私も何か行動できればと思います。今日は本当にありがとうございました。
③知らない事もたくさんありとても勉強になった時間でした。ありがとうございます。今、自分で子供のために何ができるか、最近はそればかりを考える日々でしたのでホッと気が休まったといいますか、安心できたような気がします。食べもののこと、不安は山盛りです。けど、子供達の笑顔のためにがんばろうと思いました。
④大変勉強になりました。山菜の線量再増加は大変な問題です。知らない人がほとんどだと思います。(中略)福島の人達もこの原発事故を忘れようとしている事、心情はわかるが、それで良いのか。日本人全体がこの問題を自分の事として解答を求める努力をすべきだと思う。
「放射能への不安や子どもの健康に関する相談者募集のご案内」
5月16日(土)、柴田町内で山崎知行医師による健康相談会を行います。山崎先生は1986年のチェルノブイリ原発事故後、何度か現地を訪問され医師の立場から放射能汚染や、生体への被ばく影響について学習を続けられています。子どもの不調が放射能と関わりがあるのかどうか、そもそも放射能のことや子どもの健康への影響について、不安だけど誰に話せばいいのかわからなかったり、身近に話せる方がおられない場合など、ご遠慮なく山崎先生にご相談下さい。柴田町外の方のご相談受付も可能で、若干ですが3組前後のご相談希望者を募集します。1組30~40分の相談時間で、相談費用は無料です。事前の予約申込みをお願いします。以下、ご案内です。
日時:5月16日(土) 個別相談予約時間 (ご予約時間が難しい場合などご相談ください) > ① 13時~13時40分
> ② 13時50分~14時30分
> ③ 14時40分~15時20分
場所:「ほっとスペースそよ風」JR船岡駅から徒歩2分(柴田郡柴田町船岡中央1-2-23)http://www.harakara.jp/facilities/facilities.rhtml?blg_oid=100020 グーグルマップ
担当医師:山崎知行医師(上岩出診療所-内科・皮膚科・小児科) 写真左:山崎医師
①~③のご希望の時間帯をお選び、いずみへお申込み下さい。先着順で、定員となり次第、募集終了ですので、予約時間がご希望に添えなかったり、受付できない場合がございます。予めご了承下さい。ご相談の予約申込みはお早めにどうぞ。保護者の方だけでのご相談やリピーターの方のご相談も受付けております。お申込みお待ちしております。 詳細はこちらをご覧ください。⇒20150516 健康相談会ご案内
お問合せ・お申込み先:放射能問題支援対策室いずみ ☎ 022-796-5272(平日9:00~17:00) E-mail izumi@tohoku.uccj.jp
3月7日(土)から全国各地での上映がスタートした、鎌仲ひとみ監督作品「小さき声のカノン」。いよいよ仙台市内での一般公開が始まります。上映劇場は「フォーラム仙台」(仙台市青葉区木町通2-1-33 ☎ 022‐728‐7866)です。明日、5月2日(土)から上映が開始され、5月22日(金)までの期間となります。上映時間については毎週変更する可能性があります。ご覧になる前にはどうぞスケジュールをご確認ください。 フォーラム仙台上映スケジュール http://forum-movie.net/sendai/schedule/index.html
「小さき声のカノン」公式ホームページ http://kamanaka.com/canon/
[2014年/日本/1h59]
この映画は2011年7月以降、鎌仲ひとみ監督がおよそ3年の月日をかけ製作・完成されました。ですが、通常とは違い、製作や配給・宣伝費用を賄うために実に多くの支援者から出資を募り、多数のサポーターによって資金面が支えられこの映画は生まれました。ネット上で賛同者から資金を募る「クラウドファンディング」という方法等で、国内だけでなく海外からも寄せられ、目標の500万円を上回る570万円が集まったそうです。http://kamanaka.com/canon/thanks/
また、この映画は3月7日(土)の「フォーラム福島」や「渋谷シアターイメージフォーラム」での上映開始を皮切りに、全国各地でロードショーされています。3/13~福岡県北九州市「東田シネマ」(終了)、3/28~名古屋市「名古屋シネマテーク」(終了)、4/5~北海道浦河町「大黒座」(終了)、4/18~金沢市「シネモンド」、富山県氷見市「氷見キネマ」、群馬県高崎市「シネマテークたかさき」(いずれも5月1日終了)、4/24~山口市「YCAM」(終了)、5/2~横浜市「シネマ・ジャック&ベティ」、5/2~東京都渋谷区「アップリンク」、5/2~仙台市「フォーラム仙台」をはじめ、この後も、5/9~宮崎市、5/15~三重県伊勢市、6月~沖縄県宮古島市、6/6~大阪市「第七藝術劇場」、6/6~札幌市「シアターキノ」、6/13~長野県松本市、6/13~長野市、6/20~青森県八戸市「フォーラム八戸」、7/18~静岡県浜松市、7/25~鹿児島市、8/22~静岡市など、今後も各地での上映が予定されています。
この映画には著名な方々からもメッセージが寄せられています。http://kamanaka.com/canon/comments/ 同じように悩み、迷ってきた母親の一人です。
現実は厳しいけれど、お母さんたちの連帯から生まれる希望が描かれていることに、励まされました。この映画を通して、さらなる連帯が広がることを願っています。―俵万智(歌人)
また、4月3日(金)の「渋谷シアター・イメージフォーラム」での鎌仲ひとみ監督とのトークゲスト、マイア・バルー(シンガー/マルチミュージシャン)さん。
日本とフランスの両方の文化の中で育ったマイアさん。
フランスでは、自分の考え方を主張することが大切だと教育されるが、日本は、和を大切にする。両方の文化によいところがあるけど、自分が思っていることを抑えこんでしまうのではなく、普段の会話の中で、恋愛の話や世間話と同じように、「放射能のこと、よく分からないけどなんか心配なんだー」という会話ができたらいいな、と思う。細かな差異で対立するのではなく、お互いの共通点を見つけて、大きな目的でつながっていきたい。
各地ローカル局での報道や新聞などでも取り上げられています。 石川テレビ放送 4月17日(金)「石川さん みんなのニュース・県内ニュース」より
2015年4月25日付け北陸中日新聞文化面http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201504/CK2015042502000206.html
2011年3月11日以降、未知の放射能汚染下での営みに加え、ベラルーシでの子どもの保養などの取材事例も重ねたこの映画製作や上映活動を、たくさんの方々が支え期待や関心を寄せています。マイアさんもおっしゃっているように大きな目的でつながっていくためには、この映画を通して共有できることは少なくないように感じております。福島県内は当然ですが、それ以外の宮城県仙台市内での上映も含めて、多くの方々にご覧いただければ幸いです。みなさま、どうぞお誘いあわせの上、劇場へ足をお運びください。