ニュースレター第13号

ニュースレター第13号を発行しました。
どうぞご高覧下さい。(全14ページ)

いずみニュースレター第13号(final)
クリックすると拡大します(A4 12ページ)

この間(2019年4月~2019年9月)のご支援を誠にありがとうございます。
第13号感謝報告(A4 2ページ)

ホームページご訪問や閲覧をありがとうございます。2013年10月のいずみ発足から6年経ちました。この間、さまざまなことがありつつも、国内外のみなさまがお心を砕いてくださり、いつもご支援、ご加力を与えていただいたおかげで引き続き活動できています。多大なお支えと、被災地・いずみへの絶えざるお祈りを心よりお礼申し上げます。

震災・原発事故から10年をむかえようとしつつある中、被災により痛みや苦しみを抱く方々のお力になれるよう、いずみは引き続き放射能問題に関する取り組みを進めて参ります。

◆新委員就任のご報告
本年5月より、いずみ運営委員に原町教会の寺田進先生が新たに加わって下さり、今号へ寄稿を寄せていただきました。ただ、紙面の関係上、全文ではなく、短縮掲載しています。以下にノーカット版をご紹介いたします。お時間ございましたら、第13号とあわせ、どうぞご高覧いただきますようお願い申し上げます。

第13号ノーカット版

これからもいずみへのご支援・ご指導をどうぞよろしくお願い申し上げます。

土壌測定のご案内(みんなのデータサイト)

台風19号や、先日の豪雨により被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。

熾烈な豪雨もさることながら、原発事故により放射能汚染された地域と重なるように甚大な被害が発生し胸が塞がれる思いです。化学物質や感染症だけでなく、河川氾濫や土砂崩れ、斜面崩落等のため泥や土に放射能が含まれていることが懸念されます。

復旧や原状回復のために日々作業されている方々の放射線防護上、災害でもたらされ、ご自宅に流入したり、乾燥して舞い上がったりする土壌・土埃がどの程度のセシウムを含んでいるのか、今後のためにも確認しておく必要性があるのではないかと思われます。

緊急に「みんなのデータサイト」で測定の取組みが開始されています。

測定を希望される場合、受付や土壌の採取方法など、詳しくはこちらをクリックしてご覧ください。期限は11月末までで、費用は無料(送料除く)です。

なお、上記サイト内でも触れられていますように、被災地に土壌採取のみを目的に入られることは、被災された方の心情や復旧の妨げとなるためご遠慮ください。あくまでも、採取地の被災・関係者のご要望を尊重いただきますようお願い申し上げます。
IMG_8815

放射線防護上、何の呼びかけもなされない中、少しでも情報がえられますように。

お見舞い(台風19号・Hagibis)

台風19号による被害に遭われたすべてのみなさまにお見舞い申し上げます。

とりわけ、年間降水量の3~4割という猛烈な豪雨が短時間に集中し、北陸、東海、関東、東北各地の河川氾濫、溢水、土砂災害が起こり、甚大な被害が発生しました。孤立し、救援を待たれている方々に支援の手が届きますように。泥水や溢水が少しでも早くひきますように。そして、救援・救助・復旧作業に従事、被災されたみなさまのご健康が守られますよう心よりお祈り申し上げます。

一方、何もかもが豪雨や濁流にのみこまれるのではないか、という危機迫る中で、住民や人々のいのちを守るべき行政(台東区)が、路上生活者の避難所受入れを拒否した、という、にわかには信じがたいことが報じられています。

路上生活者を支援している民間団体による声明をどうぞご覧ください。

「一般社団法人 あじいる」サイトより
災害時における台東区の野宿者への対応(2019.10.12更新)

報道(20191013朝日新聞デジタル)などによると、「台東区が路上生活者の避難所利用を断る」という決定をしていた、ことから、マニュアルどおりに対応した末端職員だけの問題ではないようです。

日本国憲法前文「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と謳われ、具体化している条項として、第13条・個人の尊重、生命の尊重。第14条・法の下の平等。第25条1項・生存権、2項・生存権保障義務(国)。ということが明記されているのに、「いのちを最大限守る行動を」と呼びかける側が避難者を拒絶する、ということが起きました。

目の前の人間のいのちを左右する危機が迫っているにもかかわらず、行政の立場にある方々が、組織利害を優先したり、災害弱者を選別して拒絶する、ということに、何かが決定的に欠けている、ことを感じます。

原発事故後の放射能被害についても類似していることはないでしょうか。決して水に流せないものがあり、私たちのいのちや人権を互いに支えあう社会であってほしいと強く願わずにはいられません。

日本キリスト教団東北教区放射能問題支援対策室いずみ 事務局長 服部賢治

甲状腺エコー検査 at「エマオ」(仙台市)with Dr.Yamazaki

おもてうら

♫ 受検者募集・費用無料 ♪
仙台市内で甲状腺エコー検査会を実施いたします。市内外、リピーター問わず、検査を希望する方を募集します。会場へのアクセスには公共交通機関ご利用をお願いいたします。(近隣有料駐車場あり)

日 時: 2019年 11月16日(土)10時~15時

会 場:東北教区センター「エマオ」(青葉区錦町1丁目13-6・map

検 査:今川篤子医師(東京勤労者医療会 あびこ診療所所長・千葉県)

対 象:7才以上~27才以下の方(付添い者=保護者も可)
定 員:先着40名
機 器:GE社製LOGIQe

DSC01578
医療・健康相談:山崎知行医師(上岩出診療所内科・皮膚科・小児科/和歌山県)

〈同時開催〉医師による無料健康相談 モヤモヤ解消。おすすめ!
甲状腺検査や被ばくに関すること、健康やメンタルな部分について、ご相談したいことがある場合、山崎先生への医療相談をご活用ください。検査を受けない場合でもご相談可能。プライバシーに配慮し、個別にご相談できます。事前にご予約ください。
(1組20~30分程度。費用無料。)

ご予約方法
ご希望の方(保護者・ご本人 様)は下記連絡先へお申込み下さい。

主催・申込み・問い合わせ:放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272 (平日10~16時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp