【報告とお礼】人形劇「葛尾大尽物語」仙台公演


「元気なかつらおプロジェクト」のみなさま2017-11-11 15.07.24DSC01532
上演後の自己紹介の様子

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布田秀治いずみ運営委員長の開会あいさつ
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「元気なかつらおプロジェクト」代表 篠木兵さんのごあいさつ


11月11日、エマオにおいて葛尾村民有志による人形劇「葛尾大尽物語」上演会を実施しました。上演前、津波被災のため避難生活をされていた「手作りくらぶ」齋藤志津子さん(宮城県内で被災)から、ものづくりを通した葛尾村避難者との交流についてのお話しを伺いました。

家も仕事先も津波で流されてしまった。同僚も亡くなり自分自身も大変だった。仮設住宅に入居し、何もかも失った中でミシンの寄贈をいただいた。はじめてミシンを使い作品を作り上げていく中で周囲の人々との交流が生まれ、手作りかごを制作されていた葛尾村のおばちゃんたち(原発事故避難者)とのつながりも生まれた。最初はミシンの使い方もわからなかったが、布と手作りかごのコラボレーションを続ける交流を重ねることができた。

単にものづくりだけではなく、地震・津波と原発事故被災の様相は異なる部分があるものの、交流の中でそれぞれの悩みを話し合い、共感・共有することができ、自分自身も前向きになりました。

仮設住宅から復興公営住宅に移る中でコミュニティーは再び壊れてしまった。せっかく隣り近所との仲が良くなったけれどもまたひとりぼっちになってしまった。形は復興したように思われるかもしれませんが、一人一人の気持ちはまだまだ復興していないので、今後も継続的な支援を続けてほしいと願っています。

◆以下は上演後、団員からお寄せいただいたメッセージ(一部抜粋)です。最下部の来場者アンケートとあわせてどうぞご覧下さい。

「元気なかつらおプロジェクト仙台公演」
葛尾村は1400名ほど居住していましたが帰村しているのは200名ほどしかいません!
小さな子供さんがいる家庭や他所に職場を持っている方などは近隣に居住しています。
放射能の子供に対する影響など親子さんなどは危惧していることが原因と思われます。
除染などは終了していますが宅地、農地などその周辺だけの除染で山に囲まれた村は山林からの放射線がどんどん流れ出てくるのが現状です。
今回私どもの「葛尾大尽物語」はどんなに苦しくてもみんなで力を合わせればなんとか生きて行けるんだとの思いを人形劇にして作り上げました。私どもの上演が少しは皆様のこころに届いたでしょうか?
皆様のこころ暖まる拍手で仙台まで行き上演した事がとても良い思い出となり胸に刻んで帰ってきた次第です。もっともっと練習して良い演技をするようにと帰りの車の中で誓い合いました。

今回はお招き頂き本当に有り難う御座いました。  2017年11月

団員 青山浩より

来場者アンケートまとめ

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上演前、練習の様子

ご来場のみなさまありがとうございました。また、公演実施にあたっては多くのみなさまに告知やお知らせのご協力をいただきました。心から感謝申し上げます。(上演案内)

無料尿検査へのクラウドファンディング(ネット募金)呼びかけ

おもてうら
クリックするとチラシが拡大します

原発事故後、国や宮城県などは「放射能汚染による住民への健康影響はない」とし、福島県外での公的な健康調査はほぼ行われていません。疫学、確率的には、低線量被ばくによる公衆への健康影響が後年あらわれる可能性を完全に否定することができません。放射線防護が徹底されていない状況下、事故発生当時から将来にわたる期間、事故由来の被ばくの有無を確認することや、被ばくによる健康影響があらわれやすいとされる甲状腺検診などの個体調査が個々の方々にとって貴重なパーソナル(トレーサビリティー)データとなります。放射性セシウム(ヨウ素)を測定できる尿検査は一般的にはお一人につき2~3万円かかります。しかし、お子さんにとってはたくさんの尿を集める大変さなどがありますが、事実を知る貴重な機会を無償提供したい、という『小さき花』さんからの呼びかけを以下、お知らせいたします。プロジェクトへのご理解、資金的なご支援、また、尿検査のご活用などどうぞよろしくお願いいたします。(いずみ事務局)

『福島隣県の子どもたちの尿検査を無料で実施したい』
『小さき花(石森秀彦代表)』からの呼びかけ

◆ネット募金(寄付)募集
実施(呼びかけ)主体:小さき花 市民の放射能測定室 仙台
募金期間:2017年12月1日から12月30日まで
目標金額:200万円
使用目的:250人の子どもの尿中放射能測定費用
募金方法:こちらからのネット募金。又はゆうちょ銀行口座への送金の2通り。(詳しくはチラシ裏面をご覧下さい)

◆尿検査希望者募集
対象者:福島隣県在住の18才以下の尿中放射能測定を希望する子ども
申込先:022(302)3853、又は、090(1397)0781

測定使用機器:ゲルマニウム半導体測定器 ORTEC社 GEM‐20
検出核種:ヨウ素131、セシウム134、セシウム137等

お問い合わせ先(ネット募金・尿検査)
小さき花 市民の放射能測定室 仙台
☎ 022(302)3853、又は、090(1397)0781
E-mail chiisakihanasss@gmail.com

こども甲状腺エコー検査 in かくだ

第45回甲状腺検査チラシ(角田市)
クリックするとチラシが拡大します

角田市や近郊在住の希望者の子どもを対象に甲状腺エコー検査を行います。
エコー(超音波)検査は無害で痛みのない検査です。検査費無料・要予約。

「第45回甲状腺エコー検査 in かくだ」

日 時:2017年12月23日(土・祝日) 10時~15時

場 所:角田市市民センター (地図)(角田市角田字牛舘10番地)

検査医:溝口由美子医師(光ヶ丘スペルマン病院小児科・仙台市)

検査対象:5才以上~25才以下の方(震災当時18才以下の子ども)
定 員:50名(先着順)
費 用:無 料
検査機器:GE社製LOGIQe

ご予約方法
受診希望の保護者(ご本人)の方は下記連絡先へお申込み下さい。

主 催・お申込み先:
放射能問題支援対策室いずみ
022-796-5272(平日9時~17時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

講演学習会『飯舘の今』を聴く会

避難指示区域の概念図(2017年4月1日時点・経産省)
避難指示区域の概念図(2017年4月1日時点・経産省作成)

◆区域見直し等について(2017年8月17日時点・福島県サイトより)
◆避難指示等の経緯(同上)


◆東日本土壌ベクレル測定プロジェクト
経産省作成の概念図と「みんなのデータサイト」の測定マップをご比較・参照下さい。伊藤延由さんの測定データのお話しがより実感をもって受け取っていただけるのではないかと思います。(いずみ事務局)

11月25日(土)14時~ (開場:13時30分)

東北教区センター「エマオ」3F大会議室(地図)
(仙台市青葉区錦町1丁目13-6 ☎ 022-222-0990)
地下鉄南北線勾当台公園駅「北2出入り口」より東進 徒歩約11分
又は仙台駅西口から徒歩約14分

入場無料 予約不要

講師:伊藤延由さん(福島県飯舘村住民)
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写真:2015年10月18日 仙台市での講演会にて

伊藤延由(いとうのぶよし)さんプロフィール
2011年の震災前年より、福島県飯舘村「いいたてふぁーむ」に管理人兼農民として入植。近隣住民との助け合いが息づく村落コミュニティーの中で生活を送っていた矢先、東京電力福島第一原発事故による夥しい放射能汚染のため避難を余儀なくされる。震災後は飯舘村の山菜や木材などの環境放射能測定を続けている。

当日チラシはこちら➔『飯舘の今』を聴く会

主 催・お問い合わせ:放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272   E-mail izumi@tohoku.uccj.jp