ドキュメンタリー映画「A2-B-C」、あさって27日の土曜日に上映会を行います。上映時間は16時~、18時30分~、会場はエマオ3階(仙台市青葉区錦町1丁目13-6)で入場無料です。まだ、空席がございます。予定が固まらず予約できなかったなど、予約なしでも当日飛び入り参加可能です。お待ち申し上げております。お気兼ねなくご来場下さい。
「A2-B-C」公式ホームページ www.a2-b-c.com
ドキュメンタリー映画「A2-B-C」、あさって27日の土曜日に上映会を行います。上映時間は16時~、18時30分~、会場はエマオ3階(仙台市青葉区錦町1丁目13-6)で入場無料です。まだ、空席がございます。予定が固まらず予約できなかったなど、予約なしでも当日飛び入り参加可能です。お待ち申し上げております。お気兼ねなくご来場下さい。
「A2-B-C」公式ホームページ www.a2-b-c.com
「A2-B-C」上映迫る!
9月27日(土) 第一回上映16:00~ 第二回上映18:30~
日本キリスト教団東北教区センター「エマオ」3階会議室
仙台市青葉区錦町1丁目13-6(クリックすると会場を確認できます。駐車場はありません。)入場無料・要予約
予約・お問い合わせ 放射能問題支援対策室いずみ
TEL 022-796-5272 E-mail izumi@tohoku.uccj.jp
変わってしまった世界
2011年3月11日の巨大地震を発端とした東京電力福島第一原発の連鎖的事故が、原子炉圧力容器内の核分裂生成物(死の灰)をサイト外へ放流出させ続けている3年と半年後の2014年9月。今後どのような行方に傾いてゆくのかわかりませんが、たとえ一年間とはいえ、日本国内にある全原発の運転が停止した日々を過ごす事ができました。一方で、地震や津波による自然災害の凄惨さと同時に、人為的要因である原発事故がもたらす壊滅的且つ長期的な放射能汚染に晒され、うろたえ、慄く日々でもありました。3・11以前、国や各電力会社は「絶対安全です。」、「安価でクリーンなエネルギーです。」と事あるごとに宣伝し、電力会社からの莫大な広告収入で潤ったマスコミは「安全神話」を補完するかのように、被ばく労働者の労災問題など大きく取り扱うことはありませんでした。
福島県内に限らず、放射能汚染が既に広がってしまった後戻りできない3・11後の時間を今、私たちはこの東北と呼ばれる地域で暮し生きています。放射能汚染の問題は、人為的に設定された県境の向こう側とこちら側で線を引くことができる性質の問題ではないと考えられてなりませんが、福島県による県民健康調査での甲状腺ガン(疑い含め)104人というシンボリックな結果も、福島県立医大が放射線影響ではない、と繰り返し発表しています。 時間が経つにつれ、膨大な量で極めて困難な事故原発由来の放射性物質の移動、「除染」という一手段に過ぎない選択肢が重んじられ、帰還・帰村が強力に推進されています。子どもや妊婦の方々をはじめとする、被ばくを避けるための人の移動・移住や予防原則に基づいた公的な健診、治療制度の整備が置き去りにされてきました。 放射能の生体への影響は未解明である、とされています。ところが、隣接県である宮城県でも、震災直後から放射能の影響はない、という県のスタンスや「福島ではない」、という理由から放射能汚染と向き合い生活し続けることの実相、声なき声を拾う取組みが不作為に先送りされているかのようです。
未来へのひかり、ちいさないずみ
「放射能のことはもういい。」、「まだそんなこと気にしてんの。」、福島県内をはじめとして、3・11前と同じように多様な意見が尊重・許容されず、子どもたちの伸びやかな成長や健やかな未来を願うおかあさん、おとうさんたちは、重なる被ばくが続く中で孤立し苦しんでいます。ある日を境に、当たり前ではなかった世界にとり囲まれ、スピィーディーやヨウ素剤飲用など、生命に関わる重要な情報や選択肢を提供されなかったにもかかわらず、留まらざるを得ない生活。対立するばかりでなく、互いの手をとりあい支えあうために、私たちは何か出来る事を見つけることができないのでしょうか。いずみは今も、被ばくを伴う収束作業が行われている東京電力福島第一原発事故を忘れません。事故により生活が一変してしまった方々の存在を忘れません。一般人の年間被ばく線量限度が事故前の20倍にも引き上げられたこの地で、事故後もずっと未来ある子どもたちが暮らしている現実から目を逸らしません。使い捨てられる生命があってはいけません。故郷を追われた方たちや放射能汚染に脅かされる方たちの未来が押し潰されるものであってはいけません。いずみはまだちいさく、桁違いの災害や被ばくに寛容な状況に対し微力ではありますが、「A2-B-C」というアメリカ人監督製作のドキュメンタリー映画を通して、報道では掬(すく)い挙げられない「フクシマ」や、同じ放射能汚染地でありながらも切り離され、引き裂かれてしまったみやぎなど、周辺地域との断崖のような落差を皆様へお伝えできるよう、準備しております。多くの方にご覧いただけましたら幸いです。皆様のご来場を心からお待ちしております。
本編上映終了後にはイアン監督出演のビデオメッセージをお伝えする予定です。
[要予約です]お手数ですが、ご予約の連絡をお願いしております。ご来場人数と(複数の場合は代表の方の)お名前、ご希望の上映時間をお知らせ下さい。予約優先ですが、空席がありましたら予約なしでも当日ご参加可能です。どうぞよろしくお願いいたします。
日時 9月27日(土) 第一回上映16時00分~
第二回上映18時30分~
会場 日本基督教団東北教区センター「エマオ」3階会議室
仙台市青葉区錦町1丁目13-6(地図はこちらをクリック下さい、駐車場はありません)
入場は無料ですが座席数が限られております。ご予約をお願い致します。
予約・お問い合わせ 放射能問題支援対策室いずみ
022(796)5272
2011年 3月11日、東京電力福島第一原発事故発生から11日後、 3・11以降のフクシマで生きる子どもたちを取材した、日本在住のアメリカ人、イアン・トーマス・アッシュ監督によるドキュメンタリー映画です。
すべての子どもたちの健康と笑顔な毎日のために。
5月24日(土)に東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センター講師の吉田浩子さんをお招きして「宮城県子どもの被ばく線量調査研究中間報告」というタイトルのもと講演会を開催しました。
東京電力福島第一原子力発電所事故後、宮城県内の「高濃度汚染地域」に住む子供を中心とした被ばく線量の評価についてお話していただきました。会場の、仙台青葉荘教会礼拝堂には、103名の方が集まり、熱心に耳を傾けていました。
当日の資料をアップいたします。複製や無断流用は固く禁じます。なお、「いずみ」には、当日使用した資料が若干ございます。お立ち寄り頂ければ、差し上げますので、どうぞお越しください。お待ちしております。
「宮城県子どもの被ばく線量調査研究・中 間 報 告」
講演 吉田 浩子 氏/東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センター講師
日時:2014年5月24日(土)午後3時~5時まで
会 場:仙台青葉荘教会(仙台市青葉区錦町1-13-48)
*駐車場あります
参加費 無料(申し込み不要・託児あり→当日直接会場へお越しください)
吉田浩子さんからのメッセージ
「東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発と以下略)事故により、福島第一原発北西部の地域では、2号機から放出された放射性物質を含んだプルームが降雨によって地表面に沈着を起こし、高濃度汚染地域を形成しました。これにより福島県内だけでなく隣県である宮城県もその影響を少なからず受けました。特に、宮城県最南端の丸森町は地理的に南側に突出しており、福島第一原発から最近接で46kmしか離れておらず、宮城県内で最も高い放射性セシウム137の沈着量(〜300 kBq/m 2)が計測されたのです。事故発生から約半年後の平成23年9月1日から東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センターでは、丸森町を中心した宮城県南部地域の子どもを対象として、光刺激ルミネッセンス線量計(OSL)を用いた被ばく線量調査を開始しました。本講演会では、その結果を集約して報告します。」
12月8日(日)に北海道がんセンターの西尾正道名誉院長をお招きして講演会を開催しました。「こどもたちの甲状腺検査から見えてきたこと」というタイトルのもと、医学的なお話を根拠立ててわかりやすくお話くださいました。32枚の資料を公開いたします。尚、無断での転送・複製を固く禁じます。
北海道がんセンター名誉院長の西尾正道先生をお招きし、講演会を行います。
日時 2013年12月8日(日)15:00~17:00まで
場所 日本基督教団仙台青葉荘教会
(仙台市青葉区錦町1-13-48 東北教区センター「エマオ」の隣です)
講演 「こどもたちの甲状腺検査から見えてきたこと」
西尾 正道先生
独立行政法人国立病院機構 北海道がんセンター 名誉院長
入場無料です。申込の必要もありません。当日直接会場へお越しください。
みなさまのご参加をお待ちしております。