講演会のご案内

「宮城県子どもの被ばく線量調査研究・中 間 報 告」

講演 吉田 浩子 氏/東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センター講師

日時:2014年5月24日(土)午後3時~5時まで

会 場:仙台青葉荘教会(仙台市青葉区錦町1-13-48)

*駐車場あります

基督教青葉荘Map

参加費 無料(申し込み不要・託児あり→当日直接会場へお越しください)

吉田浩子さんからのメッセージ

「東京電力福島第一原子力発電所(福島第一原発と以下略)事故により、福島第一原発北西部の地域では、2号機から放出された放射性物質を含んだプルームが降雨によって地表面に沈着を起こし、高濃度汚染地域を形成しました。これにより福島県内だけでなく隣県である宮城県もその影響を少なからず受けました。特に、宮城県最南端の丸森町は地理的に南側に突出しており、福島第一原発から最近接で46kmしか離れておらず、宮城県内で最も高い放射性セシウム137の沈着量(〜300 kBq/m 2)が計測されたのです。事故発生から約半年後の平成23年9月1日から東北大学大学院薬学研究科ラジオアイソトープ研究教育センターでは、丸森町を中心した宮城県南部地域の子どもを対象として、光刺激ルミネッセンス線量計(OSL)を用いた被ばく線量調査を開始しました。本講演会では、その結果を集約して報告します。」