署名のご協力をお願いいたします(長崎・被爆者健康手帳交付)


映像提供:長崎県保険医協会

全てのヒバクシャに被爆者健康手帳交付を
原爆「黒い雨」被爆者訴訟の広島高裁判決確定を受け、原告84名をはじめとする方々への被爆者健康手帳交付が開始されましたが、同じ被害性を有する長崎原爆被爆者(いわゆる被爆体験者)への対応が留保されています。長崎の被爆者もご高齢であり、早急な救済が求められています。市民社会の支持・後押しにより核被害隠蔽・矮小化の歴史を変えていきましょう。広島と長崎を分け隔てなく、救済を求める署名活動へのご協力をお願いいたします。

おもて
                           署名用紙

オンライン署名

《参考》
「被爆体験者も認定を」長崎の原告 県・市も国に要望…(読売新聞オンライン)
長崎保険医協会 声明(2021年7月27日)
長崎平和宣言(2021年8月9日)
伊方原発運転差止広島裁判発行パンフレット(2021年8月)
被爆を認められないヒバクシャたち(全日本民医連新聞1601号より)
「黒い雨」判決が問いかけるもの 原告らがオンライン討論(朝日新聞デジタル)
長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典あいさつ(8/9・菅義偉総理)

暗黒の歴史を照らすひかり~「黒い雨」被爆者訴訟・広島高裁判決確定

「黒い雨」をあびた原告84名を被爆者と認定、被爆者健康手帳発行を命じた広島高裁判決について、広島市・広島県が国に上告を断念するよう要請していましたが、7/26、菅義偉首相は上告断念を表明しました。これにより、原告84名ほか、広島・長崎で同じような事情の下にあったとみられる方々への救済への道が開かれました(*1)。

これまで、爆心地周辺や「援護対象区域」にいた上で、放射線起因の病気を発症した人々に限り、被爆者援護法で定める‶被爆者″としてきました。しかしながら、近年の調査では「黒い雨」はより広範囲で降ったことが明らかにされていました。
さらには、直接「黒い雨」をあびた方々だけでなく、原爆投下時、もしくは、その後、内部被ばくによる健康被害を受ける可能性がある者は疾病の発症にかかわらず、被爆者、として法的な認定を行うべき、という司法判断が示されました。

原告や弁護団、有志の研究者をはじめ、上告断念を求めた当事者運動市民的連帯➀報道等により、歴史的な転換点をえられました。2011年の東電福島原発事故後の国などによる支援対象地域の線引きのあり方にも影響を与える広島高裁判決が確定したことを支持いたします。
核利用による言語を絶する犠牲を顧み、認知すらされない甚大な被ばく被害の救済、未来を変えていくための大きな一歩です。核兵器廃絶とともに、ヒロシマ・ナガサキとフクシマをつなぐ取組み(*2)を進めていきましょう。

*1.日本被団協事務局長談話(2021.7.26)

*2.高東征二さんメッセージ(2021.1.22 ひだんれんオンライン座談会より)

2021年8月6日 東北教区放射能問題支援対策室いずみ 事務局長 服部賢治

夏季休暇のお知らせ

ホームページご訪問、閲覧をありがとうございます。

今夏もとても暑い日々が続いています。何卒ご自愛ください。

いずみ事務局は、下記期間、誠に勝手ながらお休みさせていただきます。
【休業期間】 8月7日(土)~8月15日(日)

期間中、急ぎのご用件の方はこちらにご連絡ください。よろしくお願いいたします。

訂正のお知らせ(お詫び)

かわさき親子保養に関して、「あおねハウス」屋内外の空間線量値について誤った情報をお示ししていました。関係者のみなさまに心よりお詫び申し上げます。

下記のとおりに訂正いたします。


屋 内 0.3~0.5μSv/h
屋 外 0.4~0.7μSv/h


屋 内 0.03~0.05μSv/h
屋 外 0.04~0.07μSv/h

測定機器:HORIBA Radi(PA-1000)

「リフレッシュ!かわさき親子保養(夏・秋)」参加者募集

核災害、コロナ禍から一時でもリフレッシュいただけるようにと小さな保養プログラムを準備しました。➀ログハウス宿泊、基本、自炊➁期間中のプログラム、過ごし方は参加者とご相談させていただくこと➂感染症予防の観点からリピーター限定、がこれまでと異なります。困難を分ちあえるよう祈り、ご参加・ご応募お待ちしています。

期 日:1回目 8月20日(金)~8月22日(日)
    2回目 9月18日(土)~9月20日(月・祝)

宿 泊 :宮城県川崎町内「あおねハウス」(map)

集合・解散:お車の場合 山形自動車道・宮城川崎IC出口
      公共交通機関ご利用の場合 白石蔵王駅、または、白石駅。仙台駅等。

参加費:1家族につき3,000円

費 用:
プログラム中の食費や交通・宿泊費などは原則主催者負担。
(集合・解散地との往復交通費含む)
参加費のほか、フリータイム時の食費・交通費などはご負担をお願いします。

募集数:各回とも、1家族、ないし、同時申込による2家族6名程度までの親子。

対象者:核災害による汚染地域在住の親子、避難者親子。かつ、リピーターに限る。

募集要項2p、あおねハウス屋内外の線量測定値に誤りがあり、修正いたしました。大変失礼いたしました。(7/29記)

申込み方法:
プログラムや詳細等含め、必ず、募集要項(修正)をご確認ください。
申込書(word)、申込書(pdf)に必要事項をご記入、ご応募ください。1回目、2回目どちらを希望するかもチェックをお願いします。ネット環境がない、お問い合わせ等、ご遠慮なくどうぞ。

申込み締切:7月31日(土)17時必着

参加者決定:
感染症予防の観点から、今回は初めてのご応募者は対象外であることをご理解ください。応募数超過の場合、厳正な選考・抽選を行います。

その他:
確実に参加できる方のご応募をお願いいたします(止むをえない場合を除き、参加決定後のご辞退は、ご遠慮ください)。

主 催・お申込み・お問い合わせ:
東北教区放射能問題支援対策室いずみ 親子短期保養係
〒980-0012 仙台市青葉区錦町1丁目13-6
☎/Fax 022-796-5272(電話は平日10~16時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

「黒い雨」原爆被爆者訴訟~広島市・広島県は控訴審判決を受入れ、上告しないことを求めます

ただちに「区域外」被爆者への支援を

2021年7月14日(水)、広島高裁の西井和徒裁判長は、従来は「区域外」として認定されなかった原告84名を‶被爆者″と認定し、被爆者健康手帳の交付を広島市や広島県に命じました。
黒い雨に打たれた者は無論のこと、たとえ、黒い雨を直接浴びていなくても、空気中に滞留する放射性微粒子の吸引、食事や飲料を経由した内部被爆により、健康被害を受ける可能性がある者は被爆者と認定すべきであるとしました。さらには、疾病の発症にかかわらず、被爆により健康被害を受ける可能性がある者、というように、一審判決より踏み込み、被爆者援護法で規定していた被爆者の対象範囲を拡大する歴史的な判決でした。

2015年11月の提訴以来、既に原告のうち18名が他界しています。一刻も早く、裁判終結を。そして支援が必要です。広島市・広島県及び厚生労働省(国)は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないことを求めます。

《参 考》広島高裁判決要旨アワープラネットTVによる取材報道

上告断念を求める緊急署名へのご協力をお願い申し上げます。(7/28まで)


写真出典:「黒い雨」訴訟を支援する会

2021年7月19日 東北教区放射能問題支援対策室いずみ 事務局長 服部賢治

署名協力のお礼(津島原発訴訟)

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津島原発訴訟に関する署名へのご協力をお願いしたところ、コロナ禍、1ヵ月程度の短期間にもかかわらず、714筆(7/12時点)ものご芳名をお寄せいただきました。原発事故によりふるさとを奪われるという、過酷な状況下に置かれた住民みなさまへのお気持ち、お志をお寄せいただき、心からの感謝を申し上げます。

7月30日(金)には、福島地裁郡山支部において一審判決が言い渡されます。今後ともご注目、ご支援をどうかよろしくお願い申し上げます。

甲状腺エコー検査 in しばた

定員満了のため募集は終了いたしました(7月13日)

検査を希望する方を募集します。(無料・要予約)
リピーター歓迎。保護者さま(付添者)の検査も承っています。

予約にあたりましては、ご協力のお願い、および、こちらをご覧ください。十分な感染症予防対策を行います。みなさまのご理解・ご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

おもてうら

《第76回 甲状腺エコー検査 in しばた》

日 時: 2021年 7月25日(日)10時~15時

会 場:しばたの郷土館・ふるさと文化伝承館(柴田町船岡西1-6-26 map

検 査:溝口 由美子 医師(南相馬市立総合病院小児科)

対 象:9才以上~29才以下の方、および、付添い者(成人可)
定 員:先着25名程度
費 用:無 料
機 器:GE社製LOGIQe

予約方法:ご希望の保護者・ご本人さまは下記連絡先へお申込み下さい

定員満了のため募集は終了いたしました(7月13日)

主催・お申込み先:放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272 (平日10~16時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

※感染症の流行状況等により、検査会中止の可能性があることをあらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。

署名集約のお願い(6月末まで)

いずみでは、津島原発訴訟に関して、「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」公正判決を求める署名へのご協力をお声がけさせていただいております。

署名用紙

一審判決前(7月末)に署名用紙を提出する必要から、お手元に署名用紙をお持ちでしたら集約のため、いずみ、もしくは、最終集約先へのご送付をお願いいたします。

津島訴訟署名チラシ津島訴訟署名チラシ(写真)

ネット上からも署名できます。まだの場合、お早めにご利用ください。
ネット署名はこちらから

署名用紙送付先
放射能問題支援対策室いずみ
〒980-0012 仙台市青葉区錦町1丁目13-6
☎/FAX 022-796-5272(平日10~16時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

ドクターカウンセリングご案内(オンライン)

ドクターカウンセリングフライヤー

カウンセリング(相談)希望者を募集します

甲状腺がんや放射能、エコー検査やその結果について、医師がくわしくお話しいたします。気がかりなことがありましたらどんな小さなことでも気軽にご相談ください。

カウンセリングのみOK。リピーター歓迎。※)ご自宅等でのオンライン面談も可能です。その場合、ネット接続された端末機器をご用意下さい。

費用無料・要予約

日にち:6月26日(土)

予約枠:10:00、11:00、13:00、13:30
(先着受付・1組30分程度。予約時間があわない場合はご相談ください。)

会 場:名取教会

医 師:山崎知行先生(上岩出診療所 内科・皮膚科・小児科)

ご予約方法:ご希望の保護者さま、ご本人さまは下記連絡先へお申込み下さい

「甲状腺エコー検査 in なとり」のご案内

予約・お問い合わせ先:放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272 (平日10~16時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

*感染症の流行状況等、予定変更の可能性があることをあらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。