演劇「あの夏の絵」仙台公演
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日本女医会東京都支部連合会などの医師のみなさま
写真提供:民の声新聞‐鈴木博喜記者(2017年)
原発事故当時1都15県にいて、甲状腺がんと診断された25歳以下の方に10万円の療養費支援を行っておられる『3・11甲状腺がん子ども基金』が、3月3日、一日無料電話相談を行います。今回は小児甲状腺がんの方(ご家族)だけでなく、避難や移住者など、対象を拡げられています。電話相談には医師が参加します。どうぞご利用ください。
「3・11」から7年、忘れられないように、必要としている方に情報が届くように願っています。
一日無料電話相談(*^^)
【開催日時】2018年 3月3日(土)10:00~16:00
【電話番号】0120-966-544(無料通話)
【 内 容 】(おひとりにつき10分程度)
・甲状腺がんについて
・甲状腺検査について(のう胞、結節、検査の受け方など)
・東日本大震災、原発事故以後の健康不安や悩み
・全国へ避難・移住されている方の健康不安や悩み
【 協 力 】日本女医会東京都支部連合会の医師ほか
【 主 催 】NPO法人3・11甲状腺がん子ども基金
【お問い合わせ先(基金事務局)】
☎ 03-5369-6630 E-mail office@311kikin.org
現在の状況から目をそらさず向き合っていくための取組みを2件ご紹介いたします。孤立した一人ではなく、支え合う輪の中で、泣き笑い、生きていけますように。
【健康相談会と甲状腺エコー検査】
NPO『はっぴーあいらんど☆ネットワーク』では東京電力福島第一原発事故によって多くの方が放射線による健康への不安や疑問を感じていることから毎月、甲状腺エコー検査や健康相談会を開催しています。料金は無料です。検査や相談をご希望の方は予約をお願いいたします。
日 時:2月17日(土)14:00-19:00
会 場:福島県郡山市の桑野協立病院(地図)
対 象:原発事故当時福島県内在住の方(エコー検査は震災当時、高校生以下優先)
担当医師:種市靖行医師・今田かおる医師
詳細はこちらをご覧下さい
メール:happy.island311@gmail.com
電 話:070-5321-8241(柳沼さま) 090-7065-8196(ちばさま)
【福島 こころつなぐ広場】
主催・お申込み・お問い合わせ
NPO法人福島の子どもたちを守る保養プロジェクト
☎ 080-3347-7126(9:00~19:00日曜除く)
勝手ながら、大雪のため1月23日(火)は事務局業務をお休みさせていただきます。24日(水)以降は通常業務を再開いたします。
凍結や落雪などどうぞお気をつけ下さい。みなさまのご健康が守られますようお祈り申し上げます。
ホームページをご覧いただきありがとうございます。
冬季休暇のため、下記期間、誠に勝手ながら業務をお休みさせていただきます。
2017年12月29日(金)~2018年1月8日(月)
期間中、お急ぎのご用件の方は下記にご連絡下さい。
izumi@tohoku.uccj.jp(いずみ事務局)
どうぞよろしくお願いいたします。
イルミネーションには再生可能(自然☀)エネルギーを
街路樹が落葉し、イルミネーションのあかりが彩る季節となりました。
2017年に入り『いずみ』は電力供給会社を変更しました。これまでは東北電力から供給いただいておりましたが、『須賀川瓦斯(すかがわガス)』に切替えいたしました。
2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故により、深刻かつ様々な被害や未来に先送りせざるを得ない「核の平和利用」の問題性が誰の目にも明らかになりました。ごく一部の国々を除き、それ以前から、そして事故後政策転換した世界では、再生可能エネルギーによる発電やエネルギー地産地消の大きなうねりが起きています。
江戸時代の鎖国、もしくはガラパゴス状態の日本ではそのような潮流を一切無視し、国や政府、旧独占電力会社が原発にしがみつく政策をとり続けています。脱原発を求める2012年の官邸前行動をはじめ、世論調査などでは今でも半数を超える人々が原発依存減少、ゼロを求める結果が出ていますが、そういった声が反映されているとはいえない状況が続いています。東北電力においても原発依存体質を改善していくよう市民・住民の方々の広範な要望活動がつづいていますが、変化の兆しはみられません。
私たち『いずみ』は環境や生命体を著しく脅かすような恐ろしい原発(核)由来の電気ではなく、安全で環境に負荷のない(より少ない)発電方法による電気を使いたいと願っています。
私たち一人一人の選択が未来を作ります。
漸次的に(ゆっくり)自然・再生可能エネルギーによる発電・供給が日本においても拡大していくかと思いますが、いつまでも原発にしがみつく電力会社ではなく、地域における太陽光発電・供給事業を拡大されている『須賀川瓦斯』に期待しまずは切替えました。
須賀川瓦斯さんの電力構成(2016年4月1日~2017年3月31日実績値)
現在では『みやぎ生協』や『あいコープみやぎ』なども再生可能エネルギーを柱にした電力供給(売電)事業を始めています。身近なところからできる地球環境維持への取組みを始めてみませんか?放射能まみれの電気ではなく、環境に負荷の少ないあかりによるイルミネーションを楽しみたいですね。
原発事故後、国や宮城県などは「放射能汚染による住民への健康影響はない」とし、福島県外での公的な健康調査はほぼ行われていません。疫学、確率的には、低線量被ばくによる公衆への健康影響が後年あらわれる可能性を完全に否定することができません。放射線防護が徹底されていない状況下、事故発生当時から将来にわたる期間、事故由来の被ばくの有無を確認することや、被ばくによる健康影響があらわれやすいとされる甲状腺検診などの個体調査が個々の方々にとって貴重なパーソナル(トレーサビリティー)データとなります。放射性セシウム(ヨウ素)を測定できる尿検査は一般的にはお一人につき2~3万円かかります。しかし、お子さんにとってはたくさんの尿を集める大変さなどがありますが、事実を知る貴重な機会を無償提供したい、という『小さき花』さんからの呼びかけを以下、お知らせいたします。プロジェクトへのご理解、資金的なご支援、また、尿検査のご活用などどうぞよろしくお願いいたします。(いずみ事務局)
『福島隣県の子どもたちの尿検査を無料で実施したい』
『小さき花(石森秀彦代表)』からの呼びかけ
◆ネット募金(寄付)募集
実施(呼びかけ)主体:小さき花 市民の放射能測定室 仙台
募金期間:2017年12月1日から12月30日まで
目標金額:200万円
使用目的:250人の子どもの尿中放射能測定費用
募金方法:こちらからのネット募金。又はゆうちょ銀行口座への送金の2通り。(詳しくはチラシ裏面をご覧下さい)
◆尿検査希望者募集
対象者:福島隣県在住の18才以下の尿中放射能測定を希望する子ども
申込先:022(302)3853、又は、090(1397)0781
測定使用機器:ゲルマニウム半導体測定器 ORTEC社 GEM‐20
検出核種:ヨウ素131、セシウム134、セシウム137等
お問い合わせ先(ネット募金・尿検査)
小さき花 市民の放射能測定室 仙台
☎ 022(302)3853、又は、090(1397)0781
E-mail chiisakihanasss@gmail.com
台風21号の接近につき、勝手ながら10月23日(月)は事務局業務をお休みさせていただきます。24日(火)以降は通常業務を再開いたします。
みなさまのご健康や生活が護られますようお祈り申し上げます。
いつも、いずみのホームページをご覧いただきありがとうございます。
夏季休暇のため、下記期間、誠に勝手ながら業務をお休みさせていただきます。
【休業期間】 2017年8月14日~8月20日
期間中、お急ぎのご用件の方は下記にご連絡下さい。
080(9639)2691、又は、izumi@tohoku.uccj.jp
よろしくお願いいたします。
2017年3月20日、肥田舜太郎医師がお亡くなりになられました。享年100才。
1917年広島市出身。広島陸軍病院の軍医として赴任していた1945年8月6日・ヒロシマ、爆心地から6キロの地点でアメリカ軍投下の原子爆弾、リトルボーイ炸裂(ピカドン)に遭遇。直後からずっと被爆者の救助・治療にあたられ、直接被爆をしなかったものの、後になって突然発病し、被爆者と同じ症状を示して亡くなられていく症例を数多く目撃されました(救援などによる入市〈間接〉被爆や「黒い雨」など)。それが内部被ばくによるものであることを突きとめた肥田医師は、それまで知られていなかった(隠されていた)「内部被ばく」の脅威や核廃絶を世界に向け訴え続けてこられた生涯でした。
戦後60年以上、被爆者の臨床を続け、「原爆ぶらぶら病」とよばれる症状を見いだし、微粒放射性物質による内部被ばく、低線量被ばくの健康影響について研究、警鐘を鳴らされてきた肥田医師は、2011年の東京電力福島第一原発事故後、ご高齢にもかかわらず、国内外を飛び回り、放射線被ばくに対する防護の必要性だけでなく、いのちを自ら育むことの大切さを広く伝えられてきました。
政府は2017年3月31日と4月1日に福島県の浪江町と富岡町、飯舘村、川俣町山木屋地区の避難指示解除を行います(一部地域除く)。また、2017年3月31日をもって、福島県は区域外避難者への住宅(経済)支援を打ち切ります(一部自治体の独自助成は除く)。
肥田医師が生涯かけて訴えられてきたことが当たり前になっていない社会状況が残念です。
被爆者と共に歩まれた肥田舜太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。