甲状腺がんになった私たちの作品展(3/3・郡山市)

甲状腺がん支援グループあじさいの会が主催するイベントのご案内です。

20190303 作品展フライヤー
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「つぼみのように 花びらのように」
~甲状腺がんになった私たちの作品展~

日 時:2019年3月3日(日)10~15時
会 場:郡山市・ウエルフェアカフェ(地図)
入場無料、ランチやカフェは有料・要予約

2011年秋以降、県による甲状腺検査が行われている福島県では、今、200人を超える子どもや若者が甲状腺がんや悪性疑いと診断されています。
参考資料1(20181227)

イベントでは、学業や就労、治療、そして、原発事故との関連、さまざまな思いを抱えておられる一人一人の困難や苦しみ、不安、将来や夢、数値では決してはかれない作品展示、スライドショー上映が予定されています。

甲状腺がんと診断された方々と私たちがどのように歩んでいけるのか、一緒に考えていくための、牛山医師によるお話しや、県の検査でB判定とされたり、治療中の方への相談時間も設けられています(相談はできれば要予約)。

どうぞお出かけ下さい。(詳しくはフライヤーをご覧ください。)

【開催報告】親睦交流会(いわき・福島)

2015年3月 沖縄県内にて①
2015年3月 沖縄県にて(第7回)

1月18日(金)にいわき市・常磐教会、1月19日(土)には福島市・福島教会にて、「いずみ」がこれまで実施した保養プログラム参加者を対象とした親睦交流会を開催しました。2日間あわせて、9家族13名の親子がご参加下さいました。

久しぶりにお会いしたり、はじめてお会いした方、そして、私たちスタッフと打ち解け、おいしいものをいただいたり、時間を気にせず、ゆっくり過ごしました。

楽しい時間でしたが、気がかりなこともありました。

日常生活において、放射能による健康への悪影響についての話題を出したり、不安や悩みを誰とも話すことができない(難しい)、ということをお聞きしました。

核事故による被災地(ここでは福島県内)では、相互の意見交換や対話、検討を積み重ねていくのではなく、これぐらい(の線量)なら「大丈夫」、「まだ気にしてるの!?」とか、「復興」を阻害するとして、意見表明や不安を発することすら自己規制しなければならない抑圧的な状況があり、固定化しています。

この2日間、参加者の方々は、普段、しまい込んでいることを共有したり、分かちあうことができました。

「いずみ」は今後もこのような場を設けていきたいと考えています。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。

◆以下はご参加いただいた方のご感想です。

福島市Aさん    福島市Bさん

2018年8月 北海道にて
2018年8月 北海道にて(第12回)

こども甲状腺エコー検査 in くりはら

くりはらチラシ(おもて)
クリックするとチラシが拡大します♬

無料・要予約♫♪
甲状腺エコー検査を希望するお子さま(震災当時18才以下)を募集します。リピーターのお子さんや市外近郊からもどうぞ。エコー(超音波)検査は身体への害や痛みもなく、短時間の検査です。

☆くりっ子たち、まってるよ~☆

栗原市マスコットキャラクター「ねじりほんにょ」

《こども甲状腺エコー検査 in くりはら》

日 時:2019年3月16日(土)10時~16時

会 場:栗原市市民活動支援センター (地図)
〈栗原市築館伊豆2丁目6番1号 (築館総合支所・2階)〉

検 査:寺澤政彦医師(てらさわ小児科・仙台市)

対 象:5才以上~26才以下の方 (2011年3月11日の震災当時、18才以下の子ども)
定 員:先着50名
費 用:無 料
検査機器:GE社製LOGIQe
予約方法:検査をご希望の保護者・ご本人の方は下記連絡先へお申込みください。

主 催:放射能問題支援対策室いずみ
協 力:放射能から子どもたちを守る栗原ネットワーク

予約お申込み・お問い合わせ先
放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272(平日9時~17時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

募集終了のお知らせ(リフレッシュ@かながわ)

寒中お見舞い申し上げます。

ご案内していた、「リフレッシュ@かながわ2019」について、1月31日をもって募集を終了いたしました。ご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。

今後、主催者からのご連絡をお待ちいただきますようよろしくお願いいたします。

よき交わりと平安がありますように。

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リフレッシュ@かながわ 2019(参加者募集)

日本キリスト教団神奈川教区のみなさまからいただいたプログラムのご案内です。

かながわ(紅葉坂教会)

毎年GWに、横浜市で実施されてきた「リフレッシュ@かながわ」が今年も開催されます。この保養プログラムへの参加ご家族を募集します。福島県外(例:宮城や栃木、茨城県など)の放射能汚染地からのご応募もOKです。放射能などについてのご不安から離れ、ご家族でかながわでのいっときをどうぞお過ごしください。詳しくは以下や案内をご覧いただき主催者にお申込みをお願いいたします。

◆募集は終了いたしました。(1月31日)

「リフレッシュ@かながわ 2019」 追加募集♬

開催日2019年5月3日(金)~5月6日(月)

宿泊先(集合・解散地):「東横INN横浜スタジアム前Ⅱ」
神奈川県横浜市中区山下町205-3 ☎045(664)1045【最寄駅 JR京浜東北・根岸線「関内駅」より徒歩5分

参加費1家族につき 3,000
(フリータイム時の食事、宿泊地までの往復交通費はご負担下さい。朝食や宿泊費は主催者負担。)

募集数・定員被災地域在住、もしくは避難生活をされている親子7家族(*)

応募期限:2019年1月31日

お申込み方法
ご案内を必ずご確認いただいた上、申込書(word)・申込書(pdf)に必要事項をご記入下さい。記入後は郵送・Fax・電子メール、いずれかの方法で募集期間中に主催者連絡先へご送付ください。

(*)参加者決定優先順位:
1.昨年申し込んだが参加できなかったご家族。2.初めて参加のご家族。3.一度以上参加されたことのあるご家族。の順に優先させていただきます。

◆募集は終了いたしました。(1月31日)

主 催:日本キリスト教団神奈川教区 東日本大震災被災者支援実行委員会
お申込み・お問い合わせ先(おがさわらさま)
☎ 070(1559)6955 FAX 045(431)0637
Email kimikocean@gmail.com

子ども甲状腺エコー検査 at あいコープみやぎ(仙台)

Final
クリックするとチラシが拡大します

♫♪検査費無料・要予約
甲状腺エコー検査を希望する方を募集します。エコー(超音波)検査は身体への害や痛みもなく、短時間の検査です。非組合員ご家族の方も検査を受けることができます。リピーターの方もどうぞ。

《子ども甲状腺エコー検査 at あいコープみやぎ》
主 催:いずみ 協 力:生活協同組合あいコープみやぎ

日 時:2019年2月9日(土)10時~16時
                          2月10日(日)9時~12時

会 場:あいコープみやぎ「日の出町センター」 (地図)
(仙台市宮城野区日の出町3丁目4−17 無料駐車場有り)

検 査:
寺澤政彦医師(てらさわ小児科)、溝口由美子医師(光ヶ丘スペルマン病院小児科)

対 象:6才以上~26才以下の方(震災当時、18才以下の子ども)

定 員:先着100名
検査費:無 料
検査機器:GE社製LOGIQe
予約方法:検査をご希望の保護者・ご本人の方は下記連絡先へお申込みください。(受検者さまのお名前や予約時間などをお伺いいたします。)

予約お申込み・お問い合わせ
放射能問題支援対策室いずみ
☎ 022-796-5272(平日9時~17時)
E-mail izumi@tohoku.uccj.jp

お仕着せの復興ではない、対話により築かれる未来を

2017年9月 ある避難者の手記(原発いらないふくしまカレンダー2018より)
出典:「原発いらない ふくしまカレンダー2018」より

上記ファイルは夢を抱いて福島県いわき市での新居に暮らそうとしていた矢先に核(原発)事故に遭い、遠く高知、岡山に避難された方の手記です。

人災である東京電力福島第一原子力発電所事故によって、夥しい人々の運命が翻弄され、強制避難指示区域に限らず避難された方々、留まられている方々、福島県外であるからと、支援格差により置き去りにされた方々、今なお、居場所を失い彷徨い、痛みを覚え続けている方々は未だ少なくありません。

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放射性廃棄物を詰め込んだフレコンバックを掘り返したある小学校の様子(2018年12月 福島市内)

不明瞭な初期被ばくによる将来への健康影響への不安や放射能汚染下での営みが続いています。目を覆いたくなる大きな出来事を前にして、時間はかかっても、ともに歩み、笑顔で振り返ることができることを祈ります。

2018年の一年間、いずみは医師をはじめとする多くのみなさまのご支援をいただき、宮城県内において620名への甲状腺エコー検査を実施することができました。旧年中のご支援、ご協力を心より感謝申し上げます。

2019年もご指導、ご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

日本キリスト教団東北教区放射能問題支援対策室いずみ 事務局長 服部 賢治

【投稿紹介】「あなたがたに味方がいます」と伝えるために

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「あなたがたに味方がいます」と伝えるために・久世そらち
教団新報No.4888(2018年 9月15日発行)1面より

いずみでは各地で受入れて下さる方々と共働して保養プログラムを実施しています。上記ファイルは北海教区東日本大震災支援委員会委員長である久世そらちさんによる、教団新報(日本基督教団発行)への投稿記事です。

どうぞご覧ください。

核災害による被災地では、長期に及び放射線影響が続くことから、健康へのご不安などを抱く方々への支援が必要であるという認識のもと、いずみは今後も保養や甲状腺検査などの支援事業に取組んで参ります。

困難に過ごされている方や、みなさまの上にクリスマスの喜びがありますようお祈りいたします。

冬季休暇のお知らせ

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いつもホームページをご覧下さりありがとうございます。

勝手ながら、冬季休暇のため、12月27日(木)~1月6日(日)、いずみ事務局はお休みとさせていただきます。

この間、お急ぎのご用件の方はこちらにご連絡下さい。

どうぞよろしくお願いいたします。

募集終了のお知らせ(第13回親子短期保養 in 奄美)

奄美42019年1月15日を応募期限としておりましたが、応募多数のため、12月18日(火)午前8時をもって、第13回親子短期保養プログラム in 奄美の募集受付締切をお知らせいたします。

たくさんのご応募をいただきありがとうございました。

ご応募者のみなさまには、後日、ご連絡差し上げます。しばらくお待ちいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。