1月18日(金)にいわき市・常磐教会、1月19日(土)には福島市・福島教会にて、「いずみ」がこれまで実施した保養プログラム参加者を対象とした親睦交流会を開催しました。2日間あわせて、9家族13名の親子がご参加下さいました。
久しぶりにお会いしたり、はじめてお会いした方、そして、私たちスタッフと打ち解け、おいしいものをいただいたり、時間を気にせず、ゆっくり過ごしました。
楽しい時間でしたが、気がかりなこともありました。
日常生活において、放射能による健康への悪影響についての話題を出したり、不安や悩みを誰とも話すことができない(難しい)、ということをお聞きしました。
核事故による被災地(ここでは福島県内)では、相互の意見交換や対話、検討を積み重ねていくのではなく、これぐらい(の線量)なら「大丈夫」、「まだ気にしてるの!?」とか、「復興」を阻害するとして、意見表明や不安を発することすら自己規制しなければならない抑圧的な状況があり、固定化しています。
この2日間、参加者の方々は、普段、しまい込んでいることを共有したり、分かちあうことができました。
「いずみ」は今後もこのような場を設けていきたいと考えています。
ご参加のみなさま、ありがとうございました。
◆以下はご参加いただいた方のご感想です。