えほんのしょうかい

さく・え  いのうえ みか
いのちのことば社

この絵本は、ページいっぱいにカラフルな野菜スタンプのコラージュの世界が広がっています。

ページをめくるたびに野菜の外から見ているだけではわからないふしぎなかたちが楽しめて、ページをめくるたびにワクワクします!

そして、最高のデザイナーである神さまを感じることができるのではないでしょうか。

収穫感謝日が近づいてきました。例年になく暑かった今年の夏。きびしい暑さの中で、自然と向き合って、私たちの食べ物を作ってくださった方たち、猟ってくださった方たち、そして何より光や雨を注いでくださった神さまに共に感謝したいですね。そのたくさんの恵みを共に分け合っていくことができますようにと祈ります。

年少さん向けと紹介されていますが、どなたでも楽しめると思います。どうぞ、手に取って見てください。

絵本のしょうかい

戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」

自由と平和のための京大有志の会文
塚本 やすし 絵
朝日新聞出版

今回は、戦争と平和を見つめる絵本 わたしの「やめて」をしょうかいします。
 2015年に京都大学の学生と教員が中心になって出した「自由と平和のための京大有志の会声明書」を「こども語訳」にして絵をつけた子どもたちのためのやさしい絵本です。とてもストレートに「せんそうやめて」と訴える絵本です。なぜ「せんそうやめて!」と大きな声で言うのかをわかりやすく解いてくれています。
 この本が出てすぐに子どもの礼拝で読み聞かせをしました。それもYouTubeに上がっているギターの弾き語りバージョンで行いました。もともと言葉一つ一つに迫力があるのですが、メロディーに乗せると迫力満点でした。
 もうすぐ8月ですね。この時期はたくさんの「へいわ」や「せんそう」をテーマにした絵本が図書館や本屋さんに並ぶと思いますが、おすすめの1冊です。

絵本の紹介

「絵が語る八重山の戦争」  郷土の眼と記憶

潮平 正道(著)
発行2020年8月15日(初版)
南山舎

 この本は、戦争中に八重山で起こっていたことが描かれています。米軍が上陸し激しい地上戦が繰り広げられた沖縄島では、アメリカ軍が撮影した写真が残っていますが、八重山では記録が残っていません。この本は八重山の戦争の様子を知るには貴重な作品で、1度は絶版になりましたが再販運動がおこされ、2023年の6月から再販され始めました。

八重山の石垣島で生まれた潮平さんは、戦後に子どもたちに平和学習をする際に戦争体験を言葉だけでなく絵で伝えようと思いついたそうです。絵は自分の体験や他の体験者のお話に基づいて描かれています。絵に添えられた説明文は潮平さんの娘さんやお孫さんが協力して作成し、ルビもふられていて読みやすくなっています。

八重山での戦争中の日常、そしてマラリア蚊が群がり集まる地帯に強制移住せざるを得なかった「戦争マラリヤ」の悲惨な様子について克明に描いてくださっています。

この本をぜひ手に取っていただきたいと思います。そして「ふたたび愚かな戦争を始めたりすることがないように」という潮平さんはじめ多くの戦争体験者の方々の思いを引き継ぎ、平和を求めていく道を忘れない道しるべになりますようにとお祈りします。

絵本の紹介 「戦争が終わっても」ぼくの出会ったリベリアの子どもたち

写真/高橋 邦典
文/高橋邦典
2005年7月発行
ポプラ社

 2/26の子どもの教会からのメッセージ3回目は、 白石 雅一さん(いずみ愛泉教会員)から「戦争と少年兵」という題でメッセージを受け止めました。
 メッセージの中で、ロシアがウクライナに侵攻して1年がたち、ウクライナの子どもが連れ去られているという指摘があると紹介されました。ロシアは、その子どもたちを「少年兵」に仕立て、争いの前線に立たせようとしているのだそうです。近年、手にする武器が軽量化し、子どもでも扱いやすいという指摘もあるそうです。
 一方、ウクライナの争いがまだ激化していない地域では、木のおもちゃの銃を持ち、検問ごっこをしている子どもの姿が紹介されました。大人が始めた紛争に影響を受ける子どものこの姿が賞賛されていることが問題であることに触れました。 
 メッセージの最後に、私たちはお互いに反戦の意思を広め合いましょう、神さまが見ていてくださることを信じて歩んでいきましょうと祈りました。紛争がはじまると、親を失った子どもが生きのびるために戦いに加わる、また兵士の数が足りなくなった武力勢力が誘拐した子どもを「少年兵」に仕立てていくことが子どもの人権を守る団体から指摘されています。
 この「戦争が終わっても」という写真絵本は、西アフリカのリベリアで内戦の中を生きる子どもたちの姿を追っています。
 厳しい現実を生きる子ども達の姿が迫力がある写真と文で展開されています。
「少年兵」になったいきさつや「少年兵」をしていたことによって、学ぶ機会や経験を奪われて成長した現実をどう過ごしているかを知る手掛かりになることでしょう。どうぞ、手に取ってみてください。

絵本の紹介 「世界のともだち 18  パレスチナ 聖なる地のルールデス」

 

「世界のともだち18 パレスチナ  聖なる地のルールデス」
写真・文/ 村田 信一
偕成社
2014年11月出版 

 2/19の子どもの教会からのメッセージ2回目は 鈴木凪子さん(いずみ愛泉教会員)から「パレスチナを覚えて」という題でメッセージを受け止めました。

 鈴木さんは、聖書に書かれているイスラエルに行ってみたくて、1971年に、農業を中心とした共同体の「キブツ」で研修生としてお働きになったという大切な思い出をお話ししてくださいました。

 鈴木さんがイスラエルを訪れる前から、そして今現在もこの地は争いが止みません。今は、祖国から世界各地に散らばっていたユダヤ人たちがユダヤ人の国家建設を目指し戻ってきたことから、この地に住んでいたパレスチナの人々の領土を奪うために争いが続きます。イスラエル側に有利なように巨大な壁の建設による移動の制限、農地没収、水源地の制限など、パレスチナ側が一方的に虐げられている現実にも鈴木さんは触れられていました。

 「世界のともだち18 パレスチナ  聖なる地のルールデス」は、キリスト教徒の家庭に育つ10歳のルールデスの生活を紹介しています。ルールデスはヨルダン川の西岸地区側のパレスチナ自治区に住んでいます。

 聖書に書かれ、今なお様々な争いと複雑な事情があるこの土地に住む子どもの生活は、さぞや大変なのでは?と思い読み進めると、ルールデスのいきいきとした日常生活がたくさんの写真で紹介されています。

 この本を読んで、10歳のルールデスが2023年の今もどうか安全に暮らしていますようにと祈ります。そして、「世界のともだち」シリーズはたくさん出版されています。どうぞ、手に取ってみてください。

絵本の紹介 「男の子は強くなきゃだめ?」 「りつとにじのたね」

文/ジェシカ・サンダーズ
絵/ロビー・キャスロ
訳/西田佳子
すばる舎
2022年4月21日発行

すべての子どもが安心して自分らしく生きてほしい!という願いがこめられた絵本です。毎日の生活の中でいろいろなつらいシーンに出くわした時の気持ちの出し方についても触れています。
ありのままでいたいという自分の思いを大切にし、私たちがお互いを大切にしあい、希望をもって育ってゆける社会に近づきますようにという祈りを込めて紹介します。

文/ながみつ まき
絵/いのうえ ゆうこ
リーブル出版
2016年7月27日発行

かわいいものが大好きなくまの男の子のりつ。りつが「にじのくに」に出会い、手にした「にじのたね」によってりつは何を感じていくのでしょうか。それを受け止める同級生たちは? 
私たち一人一人がお互いのちがいを大切にし、だれかの「にじのたね」になれますように。すべての子どもたちが安心して育ってゆける社会に近づきますように、という祈りとともに紹介します。

子どもの教会からのメッセージ月間より

2022年度第2回目の子どもの教会からのメッセージ月間が始まりました。

初回は小浜 耕治さん(教会員)の「希望をもって育ってゆける社会へ」でした。小浜さんはセクシャリテイに関する活動をされています。「自分らしさの性」を大切にし、それぞれの違いを受け止め合うことを神さまはよしとしてくださっていると語りついでくださいました。

メッセージを聴く私たちに「今日のメッセージを伝えていってほしい」と話されました。メッセージのレジュメを掲載したいと思います。

2023年2月19日(日)礼拝のご案内

子どもの教会メッセージ月間

日時 2023年2月19日(日)10時30分~11時30分ごろ

メッセージ:鈴木 凪子さん(いずみ愛泉教会教会員)
      「パレスチナを覚えて」

聖書:エフェソ2章14節-16節

讃美歌:561  424

ぜひ、お誘いあわせの上、いらしてください。

2023年2月12日(日)礼拝のご案内

子どもの教会メッセージ月間

日時 2023年2月12日(日)10時30分~11時30分ごろ

メッセージ:小浜 耕治さん(いずみ愛泉教会教会員)
      「希望をもって育ってゆける社会を」

聖書:使徒言行録15章14節-21節

讃美歌:470 これも讃美歌509

ぜひ、お誘いあわせの上、いらしてください。