武藤類子さん講演会カンパのご報告

20160130 福島原発刑事訴訟支援団発足のつどい(表)20160130 福島原発刑事訴訟支援団 発足のつどい(裏)

12月13日(日)に仙台弁護士会館で実施した武藤類子さん講演会、140名ものご来場者においでいただきました(西仙台教会・東北教区宣教部委員会との共催)。慌ただしい師走の時期、多くのみなさまにおいでいただき誠にありがとうございました。この際にお寄せいただいたカンパのご報告を申し上げます。加えて、お配りする予定だったものの、アクシデントによりお配りできなかったチラシ2枚をお知らせいたします。

福島原発を考えるための本をおくる会(現在活動終了)から無償提供していただいた寄付書籍
「戦争をしなくてすむ世界をつくる30の方法」
「この国は原発事故から何を学んだのか」
「日米地位協定入門」etc.

武藤類子さん著作
「どんぐりの森から」(緑風出版)
「福島からあなたへ」(大月書店)

これらの販売総額から経費を除いた収益金 64,412円

カンパご協力ありがとうございました。

武藤類子さんも呼びかけ人のお一人であり、来年早々発足する「福島原発刑事訴訟支援団」に送金させていただきました。冒頭のチラシは講演会でお配りできなかったチラシです。   福島原発告訴団公式HP http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/11/130.html

もう一枚のチラシ
ひだんれん公式HP http://hidanren.blogspot.jp/

https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxQXNMNnNacW8zZlk/view?usp=sharinghttps://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxQXNMNnNacW8zZlk/view?usp=sharing

福島の現状「原発事故は終わらない」と題して、事故原発の混沌とした現状をはじめ、原発事故が起きても事故前と同じような利権構造が温存されていること、新たな放射能「安全神話」についてなど、避難区域という狭い範囲にとどまらない、被災地の深刻な状況について丁寧にお話しいただきました。最後に、被害者をはじめとする多くの方々が泣き寝入りせず、「あきらめず」「つながりを持ち」「自分の頭で考えていく」ことが希望につながるのではないか、と結ばれました。1万4千人以上が参加した、武藤さんが団長を務める福島原発告訴団の活動により、東京第五検察審査会で起訴議決され、福島原発事故の刑事責任を問う裁判が2016年に始まることもご報告されました。1月30日(土)の発足のつどい、3月2日(水)ひだんれん全国集会、大切な取組みが準備されています。

加害者天国、被害者地獄の転換点となる一年をみなさまとともに歩んで参りたいと思います。それぞれの活動へのご支援・ご注目をお願い申し上げます。