菅谷昭さん講演会のお知らせ

315日(10:0012:00 開場9:30 参加費500円(中学生以下無料)

岩沼市民会館大ホール(map)

菅谷昭(すげのやあきら)氏講演会「原発事故にともなう健康被害の長期的課題」

  チェルノブイリ原発事故から5年後の1991年から甲状腺外科の専門医として、被災者の医療支援活動に関わり、1996年からはベラルーシ共和国ミンスク市の国立甲状腺がんセンターや、ゴメリ市のゴメリ州立がんセンターなどで小児甲状腺がんの外科治療サポートに携わられた、現松本市長の菅谷昭(すげのやあきら)さんが岩沼市内で講演を行います。チェルノブイリ原発事故汚染地域での医療現場で活動された経験から、不安をあおるのではなく事実を可能な限り伝えたいとお話されている菅谷さん。放射線による健康被害が科学や医学で十分に解明されていない現時点においてはチェルノブイリの現実から学んでいくしかありません、ともお話されています。日本は唯一の被爆国だと主張してきましたが、今回の福島原発事故では汚染水による海洋汚染など、自国内だけではなく、世界に対しても日本は加害者になってしまいました。(「原発事故と甲状腺がん」菅谷昭さん著 幻冬舎ルネッサンス新書より)

  私たちだけが使用する電気のために何倍・何十倍もの計算できないほどのツケを将来世代に残してしまいました。極めて困難な廃炉作業をはじめとして、放射線による健康影響のことなど将来にむけてたくさんのことを学び共有していくことが必要ではないでしょうか。大河原町にあるみんなの放射線測定室「てとてと」様など、宮城県南有志の実行委員会主催による講演会です。みなさまとご一緒に学ばせていただけましたら幸いです。

主催:菅谷昭講演会みやぎ実行委員会

お問合せ先:みんなの放射線測定室「てとてと」                           E-mail sokuteimiyagi@kni.biglobe.ne.jp   公式HP http://sokuteimiyagi.blog.fc2.com/

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