聖霊降臨節第17主日/平和を考える礼拝
メッセージ
「平和めざす列車」
牧 師 小西 望
時 間 10時30分から11時30分ごろ
交読文 詩編 85編1〜14節
聖 書 ペトロの手紙 一 3章8〜12節 (p.431)
讃美歌 393・562
少し古い話ですが、2013年韓国・釜山で開かれた世界教会協議会(WCC)第10回大会を前に、10月7日ドイツ・ベルリンから釜山を目指すピース・トレインが出発し、約130人が乗り込みました。列車はモスクワ・イルクーツク・北京・ソウルを経て、28日釜山に到着しました。今日はそのビデオクリップを一緒に見ましょう。世界各国からの参加者が礼拝と交流を重ねつつ、平和への祈りを深くしていった様子がわかります。
いくつもの国を越えてレールが結ばれていて、列車が走り続けられることにびっくりします。むしろそれを阻んでいるのは、私たち人間の敵意や都合です。今日は国際情勢の悪化により、同じルートを辿ることは困難になっています。またこのときも政府の許可が下りず、ピーストレインが北朝鮮を通ることはかないませんでした。
ピーストレインが目指した第10回大会のテーマは、“生命の神、わたしたちを正義と平和に導いてください” でした。私たちは正義と平和を目指す列車に乗り組んでいるのだと思い浮かべることもできます。旅は長いかもしれませんが、主イエスのみ業によってレールは目的地までつなげられています。今日開いた聖書は9「祝福を受け継ぐためにあなたがたは召されたのです」と呼びかけています。そのためには “心を一つに、共感しあい、愛し、他者の痛みを思う一人として歩む”(8節)ことが大切です。ビデオクリップは “旅は続く…” と締めくくられています。世界の多くの人々と共に平和めざす旅を続けていきましょう。