9月の礼拝のご案内

みなさん、お元気(げんき)ですか?(あつ)()(つづ)きますが、(よる)(むし)()

心地(ここち)よい季節(きせつ)になりました。

よかったらお友達(ともだち)家族(かぞく)方々(かたがた)もお(さそ)いの(うえ)、お(あつ)まりください。

礼拝(れいはい) 日曜日(にちようび) 10:30からです】

()どもの教会(きょうかい)からのメッセージ」

9月11日 森谷(もりや)()名子(なこ)さん(いずみ(あい)(せん)(きょう)会員(かいいん)

  18日 高橋(たかはし)三代(みよ)さん(いずみ(あい)(せん)(きょう)会員(かいいん)

平和(へいわ)(かんが)える合同(ごうどう)礼拝(れいはい)

9月25日 外山(とやま)真理(まり)さん

琉球(りゅうきゅう)()軍事化(ぐんじか)(こう)する市民(しみん)(かい)・みやぎ(とう)でご活躍(かつやく)です。

絵本の紹介「6わのからす」

6わのからす|数ページ読める|絵本ナビ : レオ・レオーニ,レオ・レオーニ,谷川 俊太郎 みんなの声・通販

レオ・レオーニ(谷川俊太郎訳)作・絵  あすなろ出版

今回は、「ろくわのからす」を紹介します。
この絵本は2015年の「平和を考える合同礼拝」で仙台北教会の川端英子さんが読んでくださいました。

川端さんは、学校で戦地の兵隊さんを励ます手紙を一生懸命書いたこと、仙台空襲の時に、命からがら防空壕から逃げ出して助かった経験を語られました。

メッセージをしてくださった2015年9月は、平和憲法のとらえ方が「安全保障関連法」の成立によって大きく変えられてしまうような状況に直面していた時期でした。

そのことを踏まえ、会堂にいた多くの高校生に「世界の平和に貢献できる人になってほしい」と語りかけてくださり、メッセージの最後にこの絵本を読んでくださいました。

この絵本は、「農夫」と「農夫と対立する6わのからす」、「ふくろう」が登場します。対立している者同士は気持ちが固くなっていますが、ふくろうは「はなしあいに手おくれはないよ」 「ことばにはまほうの力がある」とどちらにも語りかけていきます。

「農夫」と「6わのからす」の話し合いを重ねる姿に川端さんの願いがこめられているように感じたことを思い出します。

ロシアがウクライナに侵攻して半年もたってしまった今、「はなしあいに手おくれはないよ」というふくろうさんのことばが心にひびきます。

この絵本を読んでくださった川端さんに改めて感謝いたします。ぜひ、手に取ってみてください。

かみしばい「まもるくんの夏休み~青森・深浦のまき」

菊池護(まもる)さん

子どもの教会スタッフ菊池護(まもる)さんの手作り紙芝居第2回目です。

東北の短い夏をまもる少年が心から満足する様子が描かれています。

かつて子どもの教会のサマーキャンプでは、プログラムの中に菊池護さんの「かみしばいのよみきかせ」の時間が設けられていました。みんなでかきごおりやおやつを食べながら、大人も子どももにぎやかに流れる時間の中で、ほっと一息つく時間でした。

どうぞ、下をクリックして見てくださいね!

https://youtu.be/8sxYgl9IIuU

絵本の紹介 「おきなわ島のこえ」

丸木俊、丸木位里 文・絵
小峰出版

いずみ愛泉教会子どもの教会では、これまでたくさんの絵本を読んできました。その中から少しずつ紹介していきます。

 今回は、沖縄戦を描いた「おきなわ島のこえ」を紹介します。沖縄は米軍に空、海、陸から激しく攻撃されました。その結果、沖縄の方たちは4人に1人が命を失ったといわれています。この絵本は、丸木俊さん、位里さん夫妻が沖縄に行って、戦争への怒り、命を落とされた方々への深い慰めと平和への願いを込めて作った絵本です。

先月の23日に行われた沖縄全戦没者追悼式で小学2年の徳元穂菜(とくもとほのな)さんが、自作の詩「こわいをしって、へいわがわかった」を朗読していたのをテレビで見た人もいることでしょう。穂菜さんは、宜野湾市の佐喜真美術館を訪れて、丸木夫妻が制作した「沖縄戦の図」という絵を見た時の思いを詩にしたそうです。

丸木夫妻の沖縄戦のことをみんなに知ってほしいという願いがもっともっと広がりますように。ぜひ、夏休みに手に取ってみてください。