ペンテコステ礼拝 「命と神の愛を指し示すもの」

ローマの信徒への手紙 5章1~11節
イザヤ書 42章5~9節

 

 ペンテコステとは、主イエスの十字架と復活の約50日後に弟子たちに聖霊が降ったことを記念する日です。それは「激しい風が吹いて来るような」出来事であったと使徒21~に記されています。

 「風」は“息”“霊”と同じ語源に基づく語であり、旧約でも新約でも聖書でこれらはつながったものと理解されています。創世記2章の7「主なる神は、土の塵で人を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。」との創造物語は、私たちがただ緻密に作られているから生きているのではなく神から命を分け与えられた存在であることを指し示しています。聖霊の働きはこのことを私たちに思い起こさせます。

 イザヤ425~はまずこのことを記し、さらに7「見ることのできない目を開き、捕らわれ人をその枷から闇に住む人をその牢獄から救い出す」のだと告げます。具体的にこれはバビロン捕囚からの解放を意味しますが、のみならず神の働きかけこそが私たちの旧いあり方を打破し、新たな希望へと導くのだと受け止めることができるでしょう。

 ローマ51~は、5「聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれ」るとき3「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む」のだと語っています。聖霊は神の愛として働き、私たちを生かし動かすのです。 

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