「主と共に、今この道を歩もう」

ヨハネによる福音書 14章1~7節
詩編 86編11~17節

 

 当教会は本日教会定期総会を開き、新たな2014年度に歩み出そうとしています。私たちが歩むべく召され、宣教を委ねられている今は震災発生3年後のなお課題や疲れが重なった時です。この今を、私たちは 6「わたしは道であり、真理であり、命である」との主イエスの言葉を覚えつつ歩を進めていきたく願います。

 6「道」には目的地への経路と、“柔道”“剣道”などの例のように歩むこと自体を指し示す二つの意味があります。主イエスはどのような意味で、こう語られたのでしょう。

 詩編86編でも11「道」と11「まこと」が重ねて語られています。11「まこと」と訳される“エメト”は旧約で重要な語の一つで、“離れることなく、必ず実現するもの”と意味があります。たとえばアブラハムから息子イサクの嫁探しという大役を託されて長い旅に出た僕は、リベカというその人を見出したとき「主の慈しみとまことは…離れ」なかった(創2427)と主に深く感謝したのでした。

 主イエスは愛する者のため悩みある地に降り、十字架の救いを確立されました。それは私たちが主イエスそして主なる神と離れることなく共にあるためでした(3節)。主イエスを通ってどこか祝福の地を目指す以前に、主イエスと共に歩むこの旅路自体に 6「真理」と 6「命」があることを心に留め、私たちに与えられた今を踏んでいきたく思います。“アーメン”との語は“エメト”から来ています。主のまことに自らの思いを重ね合わせ、共々に歩み出すために私たちは祈るのです。

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