東日本大震災2周年を覚えての礼拝 「新しい歌を」

詩編 40編1~12節
コリントの信徒への手紙 二 5章17~18節

 福島第一原発から20数kmに位置するH教会より、便りとバッチが届きました。震災発生より2年を経てなお、放射能汚染への対応をめぐる立場・意見の相違が町また教会にも分断をもたらしていること、こうした人間の破れを再生と和解へと導かれる主の受難を仰ぎつつ今を歩みたいとの言葉と共に、Ⅱコリント5:17~18の聖句が添えてありました。

 震災のすさまじい破壊と分断に私たちは言葉を無くし、み旨が見えなくなる思いを味わいました。今なおみ旨を訊ねる途中に私たちはありますが、一方かつて見えなかった17「新しいものが生じ」ていることを体験してもいます。それは日本・世界各地から寄せられる祈りと助力であり、幅広い協力であり、平和と共生をめざす気づきです。

 初代教会が誕生間もなく大迫害を受け、指導者ステファノが殉教し、多くの信徒たちが都エルサレムを追われて散っていったことが、使徒8:1に記されています。しかしそこから異邦人伝道が始まり(使徒8:26~)、キリスト者との名が生まれ(同11:26)、伝道者パウロが生まれていくのです(同9:20)。

 大きなマイナスと思われることからも、主は新しいことを起こし、 6「不思議な業を成し遂げられます」。そして私たちは私たちなりの主体的な関わりの中で、そのみ業に与るのだと思います(8節)。被災者支援センタースタッフ・ボランティアとして震災に向き合われたT兄は、今日この礼拝で洗礼を受けられます。

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