召天者記念礼拝 「天上の友」

ヘブライ人への手紙 11章17~40節
ヨブ記 19章25~27節

 

 旧・組合教会の召天された教職者の略歴を集めた『天上の友』という冊子があります。神の平安の内にある敬愛する方々も、なお地上の歩みを続ける私たちも、共々に神のみ手の内にあることを憶えうるよい書名だと思います。1913(大4)年に出た第一編には当教会の初代牧師の三宅荒毅や新島襄の生涯が記されており、このたび第四編の出版が準備されています。

 ヘブライ人への手紙は、天地創造から歴史の完成までを視野に入れた壮大な説教です。私たちは限りある取るに足りない者ながら、この地に降り立ち十字架の贖いを成し遂げ天と地とを結び合わされた主イエスにあって、神の永遠に与ることができる安息が約束されたのだと力強く述べられています。

 この目には見えない約束を仰ぎ見て、今を生きることが13「信仰」です(1節)。この内なるまなざしは、なお種々の戦いが残る地上の日々をも13「喜びの声」と共に歩み行かせます。神の平安は“やがて”と共に、“今”与りうるものでもあるのです(4:9)。

 11章は天地創造の初めから信仰にあって与えられた今を意義深く生きた信仰者たち列挙し、もはや紙幅がないと筆を置きます(32節)。私たちが記念する召天者たちも、この歴史に加えられたお一人お一人です。

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