子どもの日・花の日合同礼拝 「神さまにつくられた仲間」

使徒言行録 10章9~18節

 

 ユダヤ人が守っていた律法には食べて良いものといけないもののリストがあり、それによると豚肉やうなぎ、たこ、いかなどはいくらおいしそうでも食べてはいけないのでした(レビ11章)。

 旅をしていたペトロさんはある日お腹がすきすぎて夢見ごこちになりました。すると天から風呂敷が下りてきて“ペトロよ、これを食べて元気を出しなさい”と神さまの声がしたのです。でも見ると中には食べてはいけないものが入っています。ペトロさんが“神さま、とんでもありません”と断ると15「神が清めた物を、清くないなどと…言ってはならない」と声が響き、こんなことが3回繰り返されました。

 これはいったい何だろうと考えこんでいたペトロさんを訪ねてきた人がありました。この人は神さまを求めていた外国人コルネリウスさんからの使いでした。このとき、あの不思議な出来事は人を分け隔てしてはいけないとの神様の指し示しだったのだと、ペトロさんはわかったのでした。

 18歳で兵士となりベトナム戦争に出かけたアレン・ネルソンさんは、敵を追いかけて入り込んだ防空壕の中で赤ちゃんが生まれるのに立ち会い、敵も味方も同じ人間なのだということに改めて気づかされたといいます。これをきっかけとして、ネルソンさんは戦争の愚かさを訴える活動を始めたのでした。

 神さまは私たちの愚かさを打ち破り、平和へと導かれます。そのきっかけは私たちの日々の歩みにも様々な形で与えられるのかもしれません。

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