「真ん中に出なさい」

ルカによる福音書 6章6~11節
ゼカリヤ書 8章1~5節

 

 震災から2週間を過ごし、ライフラインが復旧に向かい物資もだいぶ届けられるようになった一方、高齢者やしょうがい者など弱者が困っている事態があります。当教会は七ヶ浜で自主的に救援活動を展開している漁師さん宅と連絡をとり、物資を運ぶなどの活動を始めています。エマオに発足した東北教区被災者救援センターは、ボランティアの手によるよりきめ細かな支援活動を目指しています。

 主イエスは 6「安息日」すなわち礼拝の場で、 7「病気」を抱える弱者に 8「立って、真ん中に出なさい」と言われました。それは、神から与えられた尊厳をもつ一人の人間として立ち上がりなさいとの宣言だったでしょう。そしてこの呼びかけにあって、この人は癒されたのでした。

 B.C.6世紀の預言者ゼカリヤは、故国のあまりの荒廃に膝を付きかけた捕囚からの帰還民に向け、神からの言葉をもって励ましました。今日の箇所には、荒廃の地に 2「激しい熱情」を注がれる主は自らその 3「真ん中」に住まわれること、そのとき都の広場には 4「老爺、老婆」 5「わらべとおとめ」ら弱者が憩い、その笑い声が戻ってくることが語られています。

 神を礼拝しその臨在を仰ぐことと、いと小さき者が祝されることはつながっています。今日の震災にあっても、この主のみ旨に導かれたいと願います。

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