イースター礼拝 「ガリラヤでお目にかかれる」

マルコによる福音書 16章1~8節
詩編 90編13~17節

 

 東日本大震災が発生した3月11日は、主イエスの受難を想起するレント(受難節)3日目でした。この世とそこに生きる者を愛するがゆえに十字架を引き受けられた主は、今もこの地に広がる嘆きと叫びを共にしてくださっていることを仰ぎます。

 そして、私たちは2011年のイースター(復活日)を迎えました。主の復活は、ライフラインや鉄道往来の復活とは異なります。主イエスを求める女性たちに、み使いは 6「あの方は復活なさって、ここにはおられない」 7「あの方は、あなたがたより先にガリラヤに行かれる」と告げました。 7「ガリラヤ」とは都エルサレムからは粗野な田舎と見なされた辺境でしたが、弟子たちにとっては懐かしい故郷でした。喜びも悲しみも繰り広げられる現実の生活があるところ、復活の主はその只中に立って今も働いておられる、と語られているのです。

 続けて 7「そこでお目にかかれる」と呼びかけられています。若者はボランティアに赴き、多くの者は見い出したなし得るわざに向かっています。それらの一つ一つは、復活の主にお目にかかるべく訪ねゆく旅なのだと思います。

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