「あの日、共に癒された」

ルカによる福音書 8章40~56節
イザヤ書 57章14~19節

 

 この箇所には、同じ日二人の女性が主イエスに癒されたことが記されています。片や41「会堂長」という地位も名誉もあったヤイロという人物の娘。片や婦人病で43「出血が止まら」ない、すなわち汚れた者として人々から遠ざけられ(レビ15:25)、さらには43「全財産を使い果たし」て困窮していた女性です。

 まったく関係のない二人ながら、不思議に42「十二歳」43「十二年」という年数が符合しています。わずか42「十二歳」で生涯を閉じなければならないかもしれない、43「十二年」も苦しみ続けた、というどうにもならない状況にあって彼らは主イエスに助けを求めたのでした。そして主はそうした求めを48「信仰」と呼び、癒し、50「恐れることはない」48「安心して行きなさい」と救いを宣言されたのです。

 この二人がいつの日か出会ったときのことを想像します。“私たちはあの日、共に癒された”と主のみわざを賛美したことでしょう。今日も様々の、多くの危機と求めがあります。この箇所は主イエスがその一つ一つに向き合いみわざを顕されること、そして救いを通して人と人とを結び合わされることを指し示しています。

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