「あなたがたを遣わす」

ルカによる福音書 9章1~6節
イザヤ書 6章8節

 

 教区センター・エマオに置かれた被災者支援センターからは、震災発生4ヶ月を過ぎた今も若林区七郷地域に毎日ボランティアが出かけています。奉仕しているのは全国各地から応募してきた若者で、必ずしもキリスト者とは限りません。人手でできる作業量は必ずしも多くはありません。むしろ地域の人たちと信頼を結び支えあうことができることに互いに気づけることが、より大きな働きなのだと思います。

 当初からこうした関係があったわけではありません。地域の人を紹介してくれたJOCS派遣の楢戸健次郎医師と、ボランティア受け入れを引き受けてくれた地元の菅原さんが 5「迎え入れ」てくれて、 4「そこにとどま」ることができるようになったのでした。

 12人の使徒たちが主イエスから派遣されたとき、授けられた 1「力と権能」とは何だったのかと思います。確かに彼らは大きな成果を上げもしましたが(10:17)、時に無力をも露呈したからです(9:40)。世界の隅々にまで 6「福音」をもたらすべく来られた主イエス(4:43)から 2「遣わ」されたとの事実こそが最大の 1「力と権能」だったのではないでしょうか。そしてこの 1「力と権能」は若者たちの働きを通しても生きて働いていることを思います。

コメントは受け付けていません。