収穫感謝合同礼拝 「十頭のらくだ」

創世記 24章9~21節

 

 息子イサクにふさわしい嫁を探してきて欲しいと主人アブラハムから頼まれた僕は、10「十頭」の10「らくだ」と一緒に旅に出ました。らくだは重い荷物を載せて長旅ができると共に、たくさんの乳を出してくれる頼もしい動物です。

 加えて僕にはもう一つ考えがあったようです。辿りついた井戸べで、僕は14「らくだにも飲ませてあげましょう」と言ってくれる女性をお示しください、と主に祈りました。すると一人の女性がやって来て、汲んだ水がめから僕に飲ませると共に19「らくだにも水をくんで来て、たっぷり飲ませてあげましょう」と言ったのです。ベトエルの娘リベカでした。

 らくだに持久力があるのは体内に脂肪や水を蓄えているからで、そのぶん一度に大量の水を飲みます。10「十頭」の10「らくだ」はおよそ1トンの水を飲んだはずで、リベカはその水を汲む苦労を厭わなかったのです。

 こうしてリベカはイサクの妻となりました(24:67)。アブラハムはこの結婚が、ついには人類全体への祝福へとつながることを見通していました(6節、12:3)。リベカの優しさと労苦は、主の遠大な計画の中で尊く用いられたのです。僕たちが汲んだ水をぶどう酒に変えて、「最初のしるし」を顕わされた主イエスのみ業を思い起こします(ヨハネ2:11)。私たちの思いを超えてみ旨を実現される主を仰ぎ、それぞれの業に向かい行きたく願います。

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