「主の希望を共々に仰ぎ、日々の歩みに向かおう」

テモテへの手紙 一 4章1~10節
創世記 1章24~31節

 

 今日開いたⅠテモテ4:10は2018年度宣教活動計画案の聖書箇所、説教題は主題です。

 2世紀初め、教会は国家の弾圧など外との戦いのみならず、異端という内なる戦いを経験しました。この手紙には、霊・精神を尊いものとし物質・肉体を価値低いものとするグノーシス主義の影響を受けた者たちが 2「偽りを語る者」と名指しされています。こうした霊肉二元論は3節に見られるように禁欲主義として、また時には逆に放縦となって現れます。でもそれは、神ならぬものに判断を委ねていく逃げの姿勢であり、そうした隙から人はやがて諸力に支配されていくのだと警告されています。

 4「神がお造りなったものはすべて良いもの」であり、主なる神は10「すべての人…の救い主」であると断言されています。主なる神は、私たちの魂も身体をも祝福の内に造られました。ゆえに教会と信仰者は、一人一人の尊厳や自由が奪われゆくことに抗し、放射能による健康被害とも戦うのです。聖書は創造の原初、すべては31「極めて良かった」と告げます。今は罪の力の挑発を受けつつも10「生ける神」は世界そしてすべての者をこの祝福へと導こうとされている、私たちはこの希望を仰ぎ10「労苦し、奮闘する」のだと呼びかけられています。

 2018年の東北にも響くこの言葉に励まされつつ、主が導かれる日々の歩みに踏み出しましょう。

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