召天者記念礼拝 「はるかにそれを見て喜びの声をあげ」

ヘブライ人への手紙 11章13~17節
出エジプト記 13章17~22節

 

 19「ヨセフ」はイスラエル人でありながら、エジプトの宰相となった人物です。大飢饉の際イスラエル人をはじめ多くの民を助けるなど良き手腕を発揮し、エジプトの地で亡くなりました。しかし、神がイスラエルの民を顧みられ再び約束の地に導かれるとき19「わたしの骨を…一緒に携えて上るように」と遺言を残し、19「モーセ」と後継のヨシュアはその言葉通りにしたのでした(ヨシュア24:32)。エジプトの地で力を尽くしつつも、そこは13「仮住まい」の地であると考えたのです。

 この思いをさらに展開しヘブライ11章は、信仰者にとって13「地上」の生涯は13「仮住まい」であり、神の御許こそ14「故郷」なのだと語ります。これは13「地上」の歩みを軽視しているのではありません。スポーツの世界で “ホーム” “アウェイ” という言葉が使われます。神の御許そして完成というホームを仰いでこそ、アウェイにあっても13「喜び」つつ全力を発揮できることを指し示しています。この歩みの先頭には主イエスがおられます。主イエスこそアウェイなる地に来られて十字架に至るまでその歩みを全うされ、復活の勝利を得て天へと帰られたからです。

 今日記念している召天者もそして私たちも、地上の生涯において神の完成と平和を13「手に入れ」ることはないでしょうが、主イエスに連なる13「信仰」においてそれを仰ぎ見今を歩みゆくことができる幸いを与えられています(1節)。

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