「あなたはどう応えるか」

ルカによる福音書 13章1~9節
サムエル記上 3章1~10節

 

 被災者支援センター・エマオからニュースレターが発刊されました。これまでにボランティアとして働きを捧げてくれた2,130名の、その多くが被災地とは特に関わりのない若者たちでした。彼らは被災地の報道に接し、ネットでボランティア募集を見て、“私にもなにかできるかもしれない”とやって来たのでした。

 ルカ13:1~5で主イエスは、その出来事を他人事にしないこと、論評で終わらせないことを教えておられます。 3・5「悔い改め」の原語には“方向を変える”との意味があります。そして方向転換は、他人事からは生まれません。

 いっぽう、方向をこれまでと変えていくのは大変です。6~9節の譬で、 8「今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます」と執りなす園丁は、救いという大きな方向転換のために世に来られ十字架に到るまで労される主イエスご自身を指していましょう。私たちは大きな招きと期待の内に置かれています。

 初め先生 1「エリ」に呼ばれたのだと思った少年サムエルは、3度の試行錯誤を経て10「どうぞお話しください。僕は聞いております」と主に向き合うことができました。“私の名が呼ばれた”と気づいたところから、預言者として用いられる彼の物語は始まったことを思います。

コメントは受け付けていません。