「その種は大きく成長する」

ルカによる福音書 13章10~20節
イザヤ書 45章18~25節

 

 主イエスが10「安息日」に10「会堂」で教えられた記事は、4:16~にもあります。このとき主イエスは「わたしを遣わして、貧しい人に良い知らせを伝えさせるために。打ち砕かれた心を包み、捕らわれ人には自由を、つながれている人には解放を告知させるために。」とイザヤ61:1~を引用され、「この聖書の言葉は、今日…実現した」(4:21)と告げられました。

 今日の箇所で、病に苦しんでいる婦人が与えられた言葉12「病気は治った」の原意は“病気は治っている”です。聖書に証しされた神の恵みは、あなたの身において今日実現したのだ、と主イエスは宣言されたのでした。そして律法の安息日規定を盾にこの癒しを見とがめた会堂長に対し、主イエスは安息日こそ束縛からの解放にふさわしいことを明確に示されました。

 続いて小さな19「からし種」21「パン種」が大きく成長する譬が置かれています。礼拝で蒔かれる種は最初小さくとも、やがてその人の中で大きく成長し、み旨を実現しゆくのです。

 第二イザヤは新バビロニア帝国崩壊、捕囚からの解放との歴史の大変動の只中で、23「その言葉は決して取り消されない」と歴史を貫徹して実現しゆく神の計画を語りました。私たちもこの大いなる神の計画の内に置かれていること、小さな一人一人にもみ旨を実現しゆく種が与えられていることを仰いで、今を歩みたく思います。

コメントは受け付けていません。