「今なお進まれる主イエス」

ルカによる福音書 13章31~35節
エレミヤ書 4章1~2節

 

 権力者から邪魔者として目をつけられるとの警告を聞いても、主イエスは33「わたしは今日も明日も、その次の日も自分の道を進まねばならない」と言われて十字架の待つ33「エルサレム」に向かわれたことが記されています。そのエルサレムは神の招きを拒絶し(34節)、主イエスが予告されたように(35節)A.D.70占領国ローマとの戦いに敗れて破壊されてしまったのでした。でも35節後半で、主イエスはなお働いてあなたを35「祝福」へと招き続けると語っておられるのではないでしょうか。

 使徒ペテロが皇帝ネロの迫害から逃れてローマから去る途中、復活の主イエスに出会ったとの伝説があります。ペトロがQuo vadis, Domine ?(主よ、いずこへ?)と尋ねると、“再び十字架に架かりに行く”と主は答えられ、これを聞いたペトロは意を決してローマへ戻って殉教の死を遂げた、との伝説です。19世紀、ポーランドの作家H.シェンキェヴィチはこれを元に、同名の小説を書いています。

 B.C.6世紀亡国の危機に瀕した民に、預言者エレミヤは 2「主は生きておられる」との言葉と共に、私たちの思いを超えて貫徹する主の意思と計画を告げました。

 困難ある今も、私たちと世界は主の憐みと招きを頂いていること、主の意思と計画は人の思いを超えて進みゆくことを仰ぎ、従いゆく力を分け与えられたく思います。

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