「前もって決めておいた仕事」

使徒言行録 13章1~12節
イザヤ書 52章7~10節

 

 13章から使徒言行録は伝道者パウロの働きを中心に描かれ、その最初はいわゆる第一伝道旅行の出発の場面です。第二・三伝道旅行はパウロ個人の働きですが、この旅行はアンティオキア教会が派遣したものでした。

 3「出発させた」の原語は、直訳すると “解き放った” となります。バルナバとパウロは誕生したばかりのこの教会における大切な指導者でした(11:26)が、2「前もって二人に決めておいた仕事に」出発させなさいとの聖霊の指し示しに、教会は従ったのでした。

 石巻栄光教会は、アメリカのクリスチャン教会の日本伝道によって開拓された最初の教会です。クリスチャン教会は小規模な教派でしたが、最初の本格的海外伝道地として日本を選び、1887年D.F.ジョーンズを宣教師として送り出したのでした。まず石巻が選ばれたのは、まだ福音がもたらされていないところにとのスピリットによるものと思われます。

 出発したパウロらは、早々に 6「魔術師」との対決を迫られることとなりました。 7「神の言葉」によって様々な仕方で縛る諸力から人々を解放すること、これが主から彼らに与えられた仕事でした。主は私たち一人一人にも、 2「前もって…決めておいた仕事」を与えられているのではないでしょうか。人は“自分探し”をしてそれを見いだし、やがて天職としてそれぞれの働きへと進みゆくのです。

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