「信仰と教会の成長」

使徒言行録 10章44節~11章4節
詩編 78編1~8節

 

 主の力強い導きとこれに応えたペトロらの働きにより、ユダヤ人と異邦人が隔ての壁を超えて共々に福音に与る新しい時代が開かれたのでした。でもそのことがエルサレム教会に伝えられた時、 2「非難」が起こったのです。旧約以来、神の選びはユダヤ人に与えられ受け継がれる(詩7845)ということが常識のように教会でも受け継がれていたからです。

 これを超え行く恵みを主は与えてくださったのだと 4「ペトロは…順序正しく説明」して、教会はこの出来事を感謝の内に受け入れたのでした(18節)。実際は教会内でこの葛藤が乗り越えられるまで、さらなる曲折があった可能性があります。ユダヤ人と異邦人を隔てる律法の問題は、この後も繰り返し問題となったからです(151~、ガラテヤ211~等)。

 主イエスに顕わされた福音を異邦人に向けて語ったペトロの説教(1036~)は、ペンテコステの際になされたもの(214~)と内容的にはほとんど変わりありません。ただ34「神は人を分け隔てなさら」ずこの恵みを異邦人にも分け与えられることを、自身噛みしめつつこれを語ったのです(34節)。主のみ旨とみ業は私たちの思いを超えて大きいが故に、それを受けとめられるまでに私たちは葛藤や曲折をも要します。が、神の真実と愛は少しずつまた繰り返し私たちを導き、共なる18「賛美」そして希望と平和へと到らせることを教会とキリスト者たちは仰ぎ歩み続けています。

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