「わたしの証人となる」

使徒言行録 1章6~11節
イザヤ書 52章7~12節

 

 主イエスの復活は弟子たちに希望を与え、立ち上がらせました。再び集まった彼らは 6「主よ、イスラエルのために国を建て直してくださるのは、この時ですか」と訊ねたとあります。地上のイスラエルが再興され、その成員となることを彼らはなお求めていました。

 が、主は 8「聖霊が降」り 8「あなたがたは…わたしの証人となる」と、むしろここから出発していくのだと言われました。神の祝福と平和に生きる道は 7・8・8「あなたがた」から始まって広まり、やがて 8「地の果てに至る」と、彼らの視線を広く世界へと向けさせたのでした。

 ここからキリスト教の歴史が始まり、その証しは私たちにまで至っています。主は私たちにも、平和の使者として出発しなさいと呼びかけておられます。

 11「立ち去れ、立ち去れ、そこを出よ」とは、捕囚の地バビロンからの出発を促した言葉です。それまでの生活を捨て 9「廃墟のエルサレム」を目指すのは不安なことでもありました。が、偶像のあふれるこの地から離れて新しい歩みへと踏み出せと預言者は呼びかけたのです。

 主は12「あなたたちの先を進み」12「しんがりを守」られると告げられています。私たちが踏み出すその歩みにも、復活の主が伴われています。

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