教会創立129周年記念礼拝 「真の神殿の再建」

ゼカリヤ書 8章3~6節
マタイによる福音書 21章4~9節

 

 来る新年度、当教会は献堂後42年を経た教会堂の改修に取り組むべく、現在準備を進めています。外壁防水工事・設備の更新など総工費3500万円の事業に取り組むことは、当教会の歴史においても大きな出来事です。

 当教会が初めて所有した教会堂は創立年に建てられた袋町会堂で、その費用550円はアメリカの一信徒の献金でした。その後、1893年東三番丁に土地を求め教会堂を移築しており、費用439円は教会員とアメリカの信徒の献金によるものでした。

 そして1914年に秋保石造りのデフォレスト記念会堂が献堂されます。総工費4700円とのこと以外、それがどのように満たされたのか等の記録は残っていません。加えて1933年、会堂に隣接して片桐・ブラッドショー記念教育館が建設されています。しかし会堂・教育館また牧師館は19457月の仙台空襲で全焼したのでした。翌年、教会員の奉仕でバラックの仮会堂兼牧師館を建て、礼拝が続けられました。

 1950年、焼け残った外壁を利用して会堂が以前とほぼ同じ姿に復興されました。アメリカ教会からの援助が約130万円ありましたが、総工費約200万円を満たすために川端忠治郎牧師は全国を行脚して献金を募りました。こうして、デフォレスト記念会堂は1973年まで59年間、仙台中心部で宣教の器として用いられ、親しまれたのでした。

 1973年、当教会は宣教の積極的展開を目指し、東勝山に現会堂を移転新築しました。総工費約2億円は、教会員の献金100万円と東三番丁の土地売却代金によって支弁されました。また1995年には研修所“月見岬ジレットハウス”が献堂され、活用が始まりました。

 教会堂が、それぞれの時代に主を仰いだ信徒さらには国内外の教友たちの祈りと捧げものによって形づくられてきたことを知ります。この度の取り組みは、この働きを継承し、これからの宣教を見据えるものであることを胸に刻みたく思います。

 バビロン捕囚後、エルサレム神殿の再建工事が進む中で預言者ゼカリヤは「正義と真理に基づいて…いたわり合い、憐れみ深く」(79)あることこそ主の求める礼拝であること、主はそうした群れの中心にあってこれを祝しそこでは平安と共に 4「老爺、老婆が座」し 5「わらべとおとめ」が 5「笑いさざめく」ようになることを告げました。続く9章には、主イエスが子ろばに乗ってエルサレムに入られた基になった預言があります。主イエスは十字架を担うことによって、私たちが神と出会い交わる真の神殿となってくださったのです。この主を中心として、み旨を求め、祝福に与る場として、教会堂が整えられ用いられることを願い求めます。

コメントは受け付けていません。