1月のおたより

「見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる。

しかし、あなたの上には主が輝き出で、主の栄光があなたの上に現れる。」

イザヤ書 60章2節

 

 2016年最初の祈祷会1月6日(水)は、ちょうどエピファニー(公現日)の日となりました。

 私たちプロテスタントを含む西方教会では“東方の占星術の学者が降誕の主イエスを来訪した日”との意味を持っていますが、正教会では“主イエスが洗礼を受けられた日”、アルメニアやエチオピアの教会では“降誕日”として守られています。これは、意味づけが歴史の中で遷り変わってきたことによります。でも、主イエスの栄光が世に顕わされたことを記念する、との意義は共通しています。

 エピファニーとの語は、エピ(上から)+ファニー(現れる)とのギリシャ語から成り立っています。B.C.6世紀、バビロン捕囚からの帰還を遂げながらも荒廃の中で希望を見い出せず呻いていた民に、光は上から来ると預言者は告げました。爆撃とテロリズム、断交と対立の激化、核実験…と2016年も深い憂いを抱えています。そのような中、希望は私たちの中からではなく、世界を在らしめ私たちを生かしめているものから来ると預言者が語ったことを心に留め、なお希望と歩む力を分け与えられたく願います。この年に、主の平和が実りますように。

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