7月のおたより

 先月お知らせした「新島襄ゆかりのカタルパ植樹式」は、予定通り628日(日)約40名の参加を得て行われました。翌日の新聞に記事が掲載されました。

 さてその週の713日(水~金)、当教会からの有志9名が京都・同志社と西宮・神戸女学院を訪ねる旅に出かけました。いずれも当教会と歴史的関わりが深く、会衆主義キリスト教を源流とする学校です。両校ともそうした繋がりを覚えて快くお迎えくださいました。同志社では礼拝堂や新島旧邸などの重要文化財の建物、神戸女学院では昨年やはり重要文化財の指定を受けたW.M.ヴォーリスの設計による美しい校舎群を見学しました。

 さて、同志社のキャンパスには、両校、そして当教会をも繋ぐ或るものがあります。写真にある、石造りの牛です。これはかつて大阪の外国人居留地にあったもので、幼い頃のC.B.デフォレスト先生はこの牛に乗って遊んだのでした。その後、父親J.H.デフォレスト宣教師の赴任に伴い仙台に移住、大学を卒業して自らも宣教師となられたC.B.デフォレスト先生は、思いがけず同志社でこの牛と再会し、そのことを回想録に記しています。1892年(明治25)年にこの像は、博物室展示品として寄付されていたのでした。

 C.B.デフォレスト先生はその後、神戸女学院第5代院長に就任、岡田山移転ならびにキャンパス建設を果たすと共に、アジア・太平洋戦争の大変な時代に学院の舵取りをなさいました。1973(昭和48)年94歳で召天され、仙台北山の墓地にご両親と共に眠っておられます。

 それぞれの時代を神に従って生きた人々の歩みによって、歴史が重ねられてきたこと、そして私たちも同様に今に置かれていることを胸に刻む旅となりました。

 

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