6月のおたより

 「カタルパ」という樹木をご存じでしょうか。ノウゼンカズラ科キササゲ属の木で、「アメリカキササゲ」ともいいます。

 この木を日本に持ち込んだのは、新島襄という話があります。新島は、熊本で私塾開設に苦労していた徳富蘇峰を励ますため、1880(明治13)年頃この木の種をアメリカから取り寄せ、贈りました。その私塾「大江義塾」跡地、現在の徳富記念園ではその二世が大木となって育っています。蘇峰は熊本バンドの盟友として同志社に学びましたが、学校に反発してストライキを強行し卒業を待たずに中退した人物です。にもかかわらずその後も交わされた師弟のつながりを、この木は今日に伝えています。

 この記念園のきょうだいにあたる苗木を、同志社校友会神奈川県支部のご厚意により頂くことになりました。東華学校・当教会の歴史に刻まれた新島襄と仙台のつながりを記念すべく、これを植樹したいと思います。下記のように、植樹式を執り行います。どうぞおいでください。

日  時    6月28日(日) 13:30~

場  所    日本キリスト教団 仙台北教会 前庭

共  催    日本キリスト教団仙台北教会 ・ 同志社校友会宮城県支部

 

徳富記念園のカタルパ
1929(昭和4)年撮影
中央、白髪長身の人物が徳富蘇峰

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