「あなたは永遠の命の言葉を持っておられます」

ヨハネによる福音書 6章60~71節
詩編 90編1~12節

 

 イースターは主の勝利を祝う日であると共に、私たちにとって絶望・諦めから希望・不屈への転回点であることを心に刻もうと先週呼びかけました。ゆえに主の復活は、私たち一人一人に対する命への招きであり、どう生きるかとの問いかけです。

 48「わたしは命のパンである」との主イエスの言葉に躓き、66「弟子たちの多くが離れ去り」ました。が、シモン・ペトロら12人は68「主よ…あなたは永遠の命の言葉を持っておられます」との告白と共に、主イエスのもとに留まったのでした。

 詩編90編は人の命の限りある様を厳然と見つめるところから12「生涯の日を正しく数えるように教えてください」と祈り、 1「主よ、あなたは代々にわたしたちの宿るところ」と信仰を告白します。ここで詩人は人の有限性・死の恐れの根幹に逃れられない 8「罪」と、それに対する神の 7「怒り」を見ています。新約で、伝道者パウロも同様の洞察をしています(ローマ512、Ⅰコリント1556等)。

 しかし主イエスはそのような世と人を捨てることなく、 7「怒り」を十字架において引き受け、自らの身を48「命のパン」として分け与えられたのです。68「永遠の命」とはこの主を知りその慈しみに結び合わされることだと、主イエスは十字架を目前にした祈りの中で明かされました(173)。この大いなる恵みにあって招かれ、私たちはすでにその命を生き始めています。

コメントは受け付けていません。