11月のおたより

 震災発生より3年を数える今年3月に、仙台にて開催された「東日本大震災国際会議」の報告書が届きました。海外教会から約70名、国内から約150名が集い、原子力発電の問題について熱心な報告・討議がなされました。宣言文は、今日の社会を人間と神との関係の視点から見つめ、今回の原発事故の背後に傲慢・貪欲・偶像礼拝・隠蔽・怠惰・無責任・責任転嫁の7つの罪を指摘しています。

 この宣言は世界の諸教会にも伝えられ、7月2~8日にジュネーブで開催された世界教会協議会(WCC)中央委員会は、核の軍事・民生利用が神の意志に反するものであり、教会は“核からの脱出”に向かうべきことを声明として発表しました。これを踏まえてチャン・サンWCCアジア地区議長は8月4日首相官邸に菅義偉内閣官房長官を訪ね、世界約5億人のキリスト者を代表して上記声明ならびに「日本国憲法第9条の再解釈についての声明」を手渡しました。

 仙台での国際会議はもっと被災地東北からの声が届けられるべきだったなどの反省を含むものでしたが、共に祈り平和を求める多くの信仰者の連なりにあって有意義に用いられたことを思い、感謝をしています。

 報告書は、当教会をはじめ教団の諸教会・伝道所に届けられています。興味のある方は手に取ってみてください。また教団事務局にて、1冊1000円で頒布しています。

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