2月のおたより

 立春を過ぎましたが、まだまだ寒い仙台です。教会の仲間の中でも体調を崩しておられる方がおられます。お一人お一人に主のまもりを祈ります。

 久しぶりに教会に来られた方は、門をくぐって“あれ、なんか違う?”と思われるかもしれません。先日、前庭の鉄製・木製遊具、うさぎ小屋を撤去しました。幼稚園の子どもたちが親しみ、最近ではめぐみの森活動に集まる子どもたちが遊んでいたこれらが無くなったのはさみしい思いもしますが、老朽化も進み危険も心配されることから、踏み切りました。

 その分、庭が広く感じられます。日曜日をはじめ教会活動時には、これまでより多くの駐車が可能となります。

 木製遊具の太い丸太は、業者さんが適当な大きさに割ってくださいました。これから順次ジレットハウスに運んで、ストーブの薪としてもうひと働きしてもらいます。

 下は、幼稚園を閉じる際の記念として作成したクリアファイルの画像です。C姉が描いてくださいました。遊具はもうありませんが、これからもみんなが神さまのめぐみのもと喜ばしく集う場として活用していきたく願います。

 

1月のおたより

 どのようなクリスマス・新年をお過ごしになったでしょうか。去る12月、当教会にアメリカ・ペンシルバニア州の教会からクリスマスカードが届きました。

 “私たちは、ペンシルバニア州北部ハーフォードの「アメリカ合同教会 第一会衆派教会」です。間もなくたくさんの雪が降り積もるこの地から、仙台北教会にあいさつを送ります。みなさんが経験したきびしい震災被害のことを聞きました。みなさん、そして東北のすべての方々が支えられますよう祈りに覚えています。特に家を離れた避難を余儀なくされた方々のことを思い、祈ります。” こう書かれています。

 長く東北で働かれたジェフリー・メンセンディーク宣教師(現・関西学院大学チャプレン)が、アメリカの32教会と東北教区の86教会・センターを結び合わせる“クリスマスカード・プロジェクト”を立ち上げて下さり、このような交わりが生まれました。

 ちょっと遅くなってしましましたが、去るクリスマス礼拝の際に撮った集合写真を添えて、私たちからもカードを送ります。

 大きな傷・分断をもたらした大震災ですが、このように祈り合う新たなつながりもまた起こされています。

 

12月のおたより

  クリスマスが近づきました。子どもたちは、サンタクロースからのプレゼントが俄然気になっているかもしれません。

 サンタクロースには、モデルとなった実在の人物がいます。3~4世紀にミラ(現在のトルコ)の司教を勤めたサンクト(聖)ニコラウスがその人で、彼には多くの伝説があります。

 その一つ、彼がまだ修行僧の頃の話。日々孤独のうちに神と向き合う彼らの楽しみは、週に一度日曜夕にもたれる食事会でした。ところがニコラウスだけはその時、いつもどこかへ出かけていくのです。いぶかってある日彼の後をつけた仲間が見たのは、下町でニコラウスが貧しい子どもたちにお菓子やおもちゃを配る姿でした。仲間たちは自分たちの交わりが“内向きの喜び”であったことに気づかされ、不明を恥じたといいます。

 クリスマスに際し、一番最初に贈られたそして最大のプレゼントは、主イエスの降誕の出来事であったことを心に留めたく思います。あの晩、羊飼いたちに現れた天使たちは、この喜びが「すべての民に与えられる」ものであることを告げました(ルカ2:10)。聞かれた心をもって、クリスマスの喜びを分かち合いましょう。

 

Gentile da Fabriano (1360年頃-1427年)
「三人の娘が居る貧しい家に金を投げ入れるニコラウス」

11月のおたより

 震災発生より3年を数える今年3月に、仙台にて開催された「東日本大震災国際会議」の報告書が届きました。海外教会から約70名、国内から約150名が集い、原子力発電の問題について熱心な報告・討議がなされました。宣言文は、今日の社会を人間と神との関係の視点から見つめ、今回の原発事故の背後に傲慢・貪欲・偶像礼拝・隠蔽・怠惰・無責任・責任転嫁の7つの罪を指摘しています。

 この宣言は世界の諸教会にも伝えられ、7月2~8日にジュネーブで開催された世界教会協議会(WCC)中央委員会は、核の軍事・民生利用が神の意志に反するものであり、教会は“核からの脱出”に向かうべきことを声明として発表しました。これを踏まえてチャン・サンWCCアジア地区議長は8月4日首相官邸に菅義偉内閣官房長官を訪ね、世界約5億人のキリスト者を代表して上記声明ならびに「日本国憲法第9条の再解釈についての声明」を手渡しました。

 仙台での国際会議はもっと被災地東北からの声が届けられるべきだったなどの反省を含むものでしたが、共に祈り平和を求める多くの信仰者の連なりにあって有意義に用いられたことを思い、感謝をしています。

 報告書は、当教会をはじめ教団の諸教会・伝道所に届けられています。興味のある方は手に取ってみてください。また教団事務局にて、1冊1000円で頒布しています。

10月のおたより

 東北教区宮城北地区は、当教会のあるあたりを南端、気仙沼を北端とする宮城県内をエリアとし、その中に13の教会・1つの集会所・1つの学校・3つの幼稚園・2つの保育園・1つの社会福祉施設があります。

 産業的には米作を中心とした穀倉地域であり、大きな水揚げを誇る港も複数あります。温泉や野鳥飛来地もある恵み豊かなところです。一方、東日本大震災では大きな津波被害を受けた地域が続き、また東北電力女川原子力発電所、王城寺原自衛隊演習場などの核・軍事基地の課題もあります。教会はそうした恵みを分かち合い、課題に目を向ける責務を担っています。

 当地区は、今年より10月第4日曜日を「地区の日」として覚えることになりました。一つ一つは小さな教会ながら、こうした宣教の働きを与えられていることを共々に覚えたく思います。

 同日には、地区内の牧師が移動して礼拝説教を担当する「交換講壇礼拝」も開催されます。今年、当教会には仙台松陵教会より戸井田栄牧師がおいでになり、小西望牧師は仙台松陵教会に行きます。一人の主にあるつながりを確かめる良き日となりますように。

9月のおたより

 恵みの秋となりました。いかがお過ごしでしょうか。

 さて当教会が、今から128年前に仙台に創立されたキリスト教主義学校「東華学校」と深い関わりがあることはこれまでもお知らせしてきた通りです。さて来月、2つの団体がこの歴史を訪ねて来仙され、当教会にもおいでになることになりました。それぞれ、ご興味のある方はどうぞおいでくださいとのことですので、ご案内します。

 どうぞお気軽にご参加ください。いずれも会場は当教会です。

 

<仙台片桐会 2014>

  東華学校幹事、当教会第2代牧師、片桐清治先生の末裔の方の集まりです。数年に一度こうした会をもたれ、また「ドーシテルノ」という名のご一族の機関誌も発行されていらっしゃいます。すごいですね。

   日 時   10月12日(日) 13:00 ~ 15:00

   内 容   記念礼拝と讃美

           ・お話「新島襄・片桐清治と東北」  小西 望 牧師

 

<東京新島研究会 仙台研修旅行>

  主に同志社校友の方による東京の研究会の方々が、東華学校ゆかりの地を訪ねる研修においでになります。

   日 時   10月22日(水) 14:30頃 ~ 15:30頃

   内 容   お話「東北における同志社分校、東華学校」 小西 望 牧師

 

  東華学校の教師・生徒

8月のおたより

 ちょっと先の話ですが、11月9日(日)13:00~15:00、今年も教会バザーを開催することが決まりました。

 そして今年も「つながる広場合唱団」を編成して、当日発表を行うことになりました。これで4年目、教会から、地域から、関係の合唱グループなどから・おとな取り混ぜて20~30名が集まります。

 曲目と練習日も、以下のように決まりました。指揮の I 兄が、よくわかる的確な指示でみんなをひっぱってくれます。歌声が揃うまでにはなかなか大変ですが、みんなでつくり上げていく喜びがあります。どなたもご参加頂けます。おいでになりませんか?。

  

【演奏曲目】

君をのせて

美しく青きドナウ

真っ赤な秋

落葉松

 

【練 習 日】

 9/20(土) 13:30 ~ 15:30

10/ 4(土) 10:30 ~ 12:30

10/11(土) 10:30 ~ 12:30

10/26(日) 13:30 ~ 15:30

11/ 1(土) 10:30 ~ 12:30

11/ 8(土) 13:00 ~ 15:00

 

【発 表 日】

11/ 9(日) 14:00

 

【会  場】

仙台北教会

7月のおたより

 最近、週報の予定欄などに「とな会(仮)」とあるのを見て、??… と思った方もおられるかもしれません。

 教会には、主にある交わりを結ぶための“エイジグループ”があります。当教会には青年会・若樹会(子育て世代の会)・ナルド会(婦人の会)・四季の会(壮年の会)がありますが、青年会と若樹会は最近、開店休業状態になっていました。人数が減ったこともですが、近ごろ若手が勤務先でほんとうに忙しくなってきていることも影響していると思われます。

 でもこのままではいけないと、まずは50歳までの会をつくって広い交わりを目指していくことになり、5月25日に発足会がもたれました。そこでこの会につけられたのが「とな会(仮)」です。その意味するところは…、“私たちは「おとな」の手前 だから頭の一文字を取って「とな会」なんだとか。

 このネーミングに対しては、“ふざけとんのか?” とか “ユニークでいい!”とか、評価はさまざまです。そんなことで改名もありうると(仮)とつけられています。

 ともあれ、この会が豊かに用いられみんなの成長に資することを祈っています。ただ、50歳までが果たして「おとな」の手前なのかは??…ですが。

6月のおたより

 6月15日、当教会は「子どもの日・花の日」大人と子どもの合同礼拝を行いました。「子どもの日・花の日」は子どもたちに神さまの祝福を祈り、神と人とに喜ばれる成長を祈って、今から160年くらい前にアメリカの教会で始まったものです。ほんとうは6月第2の日曜日なのですが、今年はペンテコステ(聖霊降臨日)と重なったため、当教会では翌週に移動しました。世界中の教会で同じ悩み(?)があったと思います。それぞれ、どうなさったのでしょうね?。

 例年この日、当教会では合同礼拝をまもり、礼拝後には愛餐会を開いて、大人も子どもも共に神さまの家族であることを分かち合います。また持ち寄られたお花が子どもたちにプレゼントされます。

 今年の礼拝では、困難や曲折の中にも夢を見続けたヨセフのお話をしました(創世記37章~)。子どもたちが神さまからの希望に導かれつつ、夢を掲げて成長しゆくことを祈りたく思います。

 

5月のおたより

 東北学院土樋キャンパスの一隅に現存する印象的な洋館は、当教会初代仮牧師J.H.デフォレスト宣教師ご一家が住まわれた旧・宣教師館です。1887(明治20)年ごろの建築と言いますから、築120年以上を経ている貴重なものです。戦後ここに住まれた宣教師の名をとって長く “シップル館” と呼ばれてきましたが、昨年3月の登録有形文化財登録に伴い、改めて “デフォレスト館” と名付けられました。

 この建物も東日本大震災で傷み、現在は立ち入り禁止となっています。が、東北学院は保存復元検討委員会を立ち上げられ、先日調査とシンポジウムを開催されました。松本宣郎学長がこのことを当教会の名も挙げて報告され、修復の日をお待ちくださいと呼びかけてくださっていますhttp://www.tohoku-gakuin.ac.jp/president/2014/02/

 楽しみに、その日を待ちたく思います。