3月のおたより

 月1回開催している「旧約聖書を読む会」は、難関のヨブ記を読み終えて、この2月エステル記を学び始めました。この会がユニークなのは、旧約を巻末のマラキ書から巻頭の創世記に向けて読み進めていることです。初めの方はなじみがあっても、後ろにいくほどあまり親しんでいないことの打破に向けて、と伺っています。今、新共同訳で1502ページある旧約聖書のちょうど半分を読み終えたということになります。

 この会は1976年に始まり、1982年から10年ほどお休みがありました。1993年から再開されて、今日に至っています。マラキ書から読み始めたのはいつからなのかはっきりした記録がなくてよくわからないのですが、おそらく1993年の再開時なのだと思います。

 すると23年で、半分を読み終えたということですね。このペースで行くと2038年に全巻を読み終える計算です。ずいぶん先だなあと、ため息なんかつかないでください。人々が歩んだ長い長い歴史に主なる神さまが同行され、その時その時にふさわしい御手をもって導かれた記録が旧約聖書なのですから。

 会場も、A姉宅・N姉宅・S姉宅・Y姉宅と引き継がれ、現在はY&K姉宅にて開催されています。長く続く学びに出席者も入れ替わりつつ養われていることも、旧約の民の恵みに重なります。

 

2月のおたより

 仙台では一、二度多めの雪が積もりましたが、やはり暖冬の仙台です。いかがお過ごしでしょうか。

 まもなく3.11、東日本大震災発生から5年を迎えます。被災・被害のあり様は一様ではありません。祈りのうちに、あの時と今を結び合わせて3.11を過ごしたく思います。

 3月11日(金)当日行われる、記念礼拝・コンサートのご案内をします。どうぞお出かけください。

  <東北教区 東日本大震災5年記念礼拝>

  1430~  日本キリスト教団郡山教会 にて

  説  教  石井佑二 牧師 (山形本町教会、東北教区書記)

  主  催  日本キリスト教団東北教区

   ※  仙台北教会より、自動車乗り合わせで出かける予定です

 

 <超教派による 東日本大震災追悼記念礼拝>

  1400~  日本キリスト教団仙台青葉荘教会 にて

  メッセージ  中野正義 牧師 (泉聖書バプテスト教会)

  特別賛美  森祐理 さん (福音歌手)

  主  催  仙台圏宣教協力会

 

 <311祈りのコンサート>

  1400~  電力ホール にて  入場無料

  W.A.モーツァルト 「レクイエム」 K.V.626   指揮:佐々木正利

  主  催   「311祈りのコンサート」実行委員会

1月のおたより

「見よ、闇は地を覆い、暗黒が国々を包んでいる。

しかし、あなたの上には主が輝き出で、主の栄光があなたの上に現れる。」

イザヤ書 60章2節

 

 2016年最初の祈祷会1月6日(水)は、ちょうどエピファニー(公現日)の日となりました。

 私たちプロテスタントを含む西方教会では“東方の占星術の学者が降誕の主イエスを来訪した日”との意味を持っていますが、正教会では“主イエスが洗礼を受けられた日”、アルメニアやエチオピアの教会では“降誕日”として守られています。これは、意味づけが歴史の中で遷り変わってきたことによります。でも、主イエスの栄光が世に顕わされたことを記念する、との意義は共通しています。

 エピファニーとの語は、エピ(上から)+ファニー(現れる)とのギリシャ語から成り立っています。B.C.6世紀、バビロン捕囚からの帰還を遂げながらも荒廃の中で希望を見い出せず呻いていた民に、光は上から来ると預言者は告げました。爆撃とテロリズム、断交と対立の激化、核実験…と2016年も深い憂いを抱えています。そのような中、希望は私たちの中からではなく、世界を在らしめ私たちを生かしめているものから来ると預言者が語ったことを心に留め、なお希望と歩む力を分け与えられたく願います。この年に、主の平和が実りますように。

12月のおたより

 クリスマスを待ち望むアドベントに入りました。その最初の日11月29日(日)に、今年も「アドベント・クランツを作る会」が開かれ、教会内外の約20人がクランツやリースを作りました。

 その材料として今年も杉の枝を、仙台市秋保の岡崎牧場から頂きました。しかも届けて頂きました!。いつもありがとうございます。

 岡崎牧場は、200,000㎡の敷地をもつ広大な牧場です。ここの牧草は、動物たちの餌や寝床として毎日、仙台市動物園に運ばれています。ゲストハウスでは、フラワーアレンジの講習が行われ、花材やパウンドケーキが販売されています。教会メンバーのE姉がご活躍です。またこの場所は戦後最初の仙台市長、岡崎栄松さんのご実家でもあり、“適々荘”という名の素敵な書斎が建っています。

 この恵み豊かな場を誰でも楽しむことができます。いちどお訪ねしてみてください。

 

= グリーンフィールド えむ =

太白区秋保町長袋戸崎64   TEL 022-399-2636

営業:10:00 ~ 16:00  

お休み:月曜(祝祭日の場合は翌日)・金曜

(ただし、1・2月は土・日・祝日のみの営業)

 

 

11月のおたより

 過日、「ごめんください」と教会にお客さまがありました。出てみると、「向かいの南公園から教会をスケッチしたのですが、この作品を展示会に出してもよいでしょうか」とのことでした。建築パースをお仕事とされている金伸之(コンノブユキ)さんという方で、趣味でも“街角ノスタルジー”と称して仙台の様々な風景を描いておられるとのことでした。

 当教会のスケッチは、公園にある巨石と会堂のコントラストが印象的な、透明感あふれる作品です。この作品は「第9回東北の建築を描く展」(主催:東北工業大学工学部建築学科)で入選され、先日、仙台メディアテークに展示されました。また、街中のギャラリーでも他の教会スケッチと共に展示されました。なかなか素適な作品展でした。

 金さんにはぜひ教区センターエマオのギャラリーでも展示会を、とお願いしてあります。いずれチャンスがあれば、とのお答を頂いていますので、実現するかもしれません。

 ご活躍をお祈りしたく思います。

10月のおたより

 当教会の礼拝で歌う賛美歌は、1997年に刊行された「讃美歌21」に収録された曲を主に用いています。そのほかにも、日本の教会では「讃美歌」(1954年)・「讃美歌第二編」(1967年)・「聖歌」(1958年)などの賛美歌集が用いられています。

 歌集としてまとめられている以外にも、賛美歌はいろんなかたちで生まれています。最近、当教会の教会学校では、若いメンバーの意見もあってゴスペル・ソングを礼拝に取り入れるようになりました。楽しいリズムで歌いやすい曲が多いですね。

 「これもさんびかネットワーク」(略称「これさん」)という、みんなで賛美歌を作って共有しようとの集まりも発足しています。これまでの讃美歌集になかった意欲的な作品が多いことが特徴で、発足以降11年間で200を超える新しい賛美歌が生まれました。サイトでは、一部の曲が公開されています(http://ichurch.me/kore3net/)。また、昨年はCDが作成されました。

 今年の当教会バザー合唱では、「これさん」から生まれた賛美歌も1曲歌うことになりました。ハーモニーがなかなか手ごわくて大変ですが、お楽しみにお待ちください。なかなかすてきな曲ですよ。

9月のおたより

 「今年のバザーはいつですか?」とのお問い合わせを頂くようになりました。教会バザーは、今年も11月第2週、8日(日)に開催されます。まだ委員会開催前なので、正式に時間が決まっていませんが、ここ例年にならって13001445の開催になると思います。

 すでに手作り品の作業会、ミニシアターで発表する合唱の練習、販売提供品の受付が始まりました。そのほか、手作りケーキ・教会員栽培の野菜・石巻の海産物などの販売、やきそば・フランクフルト・おでん・わたあめなどの出店が予定されています。

 特徴のひとつ目は、地域の方・幼稚園の卒園児や保護者・近隣の教会の皆さんなど多くの顔が集まり、教会が楽しい広場のようになることです。ふたつ目は、おとなだけではなく子どもたちもお手伝いに参加すること。みっつ目は、売り上げの全額が福祉施設や国際活動支援などにすべて捧げられますから、バザーで楽しむことがそのままチャリティ活動参加となることです。

 これだけ大きな行事なので、準備は結構たいへんです。でも、みんながうれしく集い、意義ある活動だからこそ、みんなが力を合わせます。そんなバザー、当日をお楽しみに。

8月のおたより

 今年の「平和七夕」が無事終了しました。今年は、ヒロシマ・ナガサキ被爆70年、平和七夕40回目ということで、七夕本番に先立ち15日、仙台市福祉プラザにて、歴史紹介や紙芝居の読み聞かせの展示会が行われました。約350名の方が訪ねられたとのことです。

 「平和七夕」本番は6~8日、クリスロード商店街のダイエー前にて行われました。例年以上の暑さでしたが、多くの人出があり、すべて手づくりの折鶴でつくられた吹き流しは注目を集めていました。河北新報やNHKニュースなどでも、繰り返し報道されました。いま、私たちの国は戦争できる国へと変えられていくのではないかとの大きな危機感の中、「ノーモア・ヒロシマ・ナガサキ」「核兵器廃絶」を目指して平和を求める活動は、多くの人の思いに響いたものと思います。

 「仙台平和七夕のブログ」(http://blogs.yahoo.co.jp/ma7143942/)に、詳しい報告があります。ご覧ください。ご奉仕された皆さん、お疲れ様でした。

H兄・R姉の家族 “さくら”
「私も3年前から『ノーモアヒロシマ・ナガサキ』を訴えています」

7月のおたより

 先月お知らせした「新島襄ゆかりのカタルパ植樹式」は、予定通り628日(日)約40名の参加を得て行われました。翌日の新聞に記事が掲載されました。

 さてその週の713日(水~金)、当教会からの有志9名が京都・同志社と西宮・神戸女学院を訪ねる旅に出かけました。いずれも当教会と歴史的関わりが深く、会衆主義キリスト教を源流とする学校です。両校ともそうした繋がりを覚えて快くお迎えくださいました。同志社では礼拝堂や新島旧邸などの重要文化財の建物、神戸女学院では昨年やはり重要文化財の指定を受けたW.M.ヴォーリスの設計による美しい校舎群を見学しました。

 さて、同志社のキャンパスには、両校、そして当教会をも繋ぐ或るものがあります。写真にある、石造りの牛です。これはかつて大阪の外国人居留地にあったもので、幼い頃のC.B.デフォレスト先生はこの牛に乗って遊んだのでした。その後、父親J.H.デフォレスト宣教師の赴任に伴い仙台に移住、大学を卒業して自らも宣教師となられたC.B.デフォレスト先生は、思いがけず同志社でこの牛と再会し、そのことを回想録に記しています。1892年(明治25)年にこの像は、博物室展示品として寄付されていたのでした。

 C.B.デフォレスト先生はその後、神戸女学院第5代院長に就任、岡田山移転ならびにキャンパス建設を果たすと共に、アジア・太平洋戦争の大変な時代に学院の舵取りをなさいました。1973(昭和48)年94歳で召天され、仙台北山の墓地にご両親と共に眠っておられます。

 それぞれの時代を神に従って生きた人々の歩みによって、歴史が重ねられてきたこと、そして私たちも同様に今に置かれていることを胸に刻む旅となりました。

 

6月のおたより

 「カタルパ」という樹木をご存じでしょうか。ノウゼンカズラ科キササゲ属の木で、「アメリカキササゲ」ともいいます。

 この木を日本に持ち込んだのは、新島襄という話があります。新島は、熊本で私塾開設に苦労していた徳富蘇峰を励ますため、1880(明治13)年頃この木の種をアメリカから取り寄せ、贈りました。その私塾「大江義塾」跡地、現在の徳富記念園ではその二世が大木となって育っています。蘇峰は熊本バンドの盟友として同志社に学びましたが、学校に反発してストライキを強行し卒業を待たずに中退した人物です。にもかかわらずその後も交わされた師弟のつながりを、この木は今日に伝えています。

 この記念園のきょうだいにあたる苗木を、同志社校友会神奈川県支部のご厚意により頂くことになりました。東華学校・当教会の歴史に刻まれた新島襄と仙台のつながりを記念すべく、これを植樹したいと思います。下記のように、植樹式を執り行います。どうぞおいでください。

日  時    6月28日(日) 13:30~

場  所    日本キリスト教団 仙台北教会 前庭

共  催    日本キリスト教団仙台北教会 ・ 同志社校友会宮城県支部

 

徳富記念園のカタルパ
1929(昭和4)年撮影
中央、白髪長身の人物が徳富蘇峰