4月のおたより

 当教会は、仙台にあったキリスト教主義学校「東華学校」の教職員によって創立されました。校長は新島襄であり、事実上同志社の分校のような学校でした。時代の荒波の中、残念なことにこの学校は5年間で廃校となりました。
 今年は「東華学校」開校から130周年にあたります。これを記念して、同志社大学が主催しての「同志社フェア in 仙台」が開かれることになりました。
 第一部は毎年開催されている遺址碑碑前祭、第二部は「東華学校を語る」との主題のもとパネルディスカッションが開かれます。どなたも参加できます。当教会にも連なる歴史をふりかえる機会に、どうぞご参加ください。申し込みは必要ありません。

 

= 同志社フェア in 仙台 =    6月17日(土)

◇ 第一部  東華学校遺址碑碑前祭 ◇
13:00 ~ 13:30  連坊小路 JT仙台支店前

◇ 第二部  パネルディスカッション 「東華学校を語る」 ◇
14:30 ~ 16:00  仙台駅前AER(アエル) 21階
石川 立  氏 (同志社大学神学部長)
一力 雅彦  氏 (河北新報社代表取締役)
佐々木 哲夫  氏 (東北学院院長)
菅野 正道  氏 (仙台市博物館主幹・学芸普及室長)

https://www.doshisha.ac.jp/alumni/doshisha_fair/doshisha_fair.html
に詳しい案内があります

3月のおたより

 昨年7月のおたよりで、当教会のリードオルガン1台が、教区センター・エマオのリード・オルガンのメンテナンス・クラスで修理・調整され、礼拝堂に設置されたことをお伝えしました。

 今回さらに1台が同様に修理・調整され、教会に帰ってきました。その修理段階で、オルガン内部に製造番号の刻印が見つかり、製造年が1913(大正2)年であることが判明しました。この翌年、当教会は東三番丁にデフォレスト記念会堂を献堂していますから、この完成に合わせて入手、用いられたものと思われます。その後、このオルガンは月見岬キャンプ場の小屋に設置され、青年たちの礼拝に用いられました。

 1945年7月、仙台空襲でデフォレスト記念会堂は焼失。そこで礼拝のため、このオルガンを運ぶことになりました。青年たちが月見岬からオルガンを船に乗せ、塩竃からはリヤカーに載せて仙台まで運んできたそうです。

 1996年、月見岬にジレットハウスが献堂されて、このオルガンは再び月見岬で用いられましたが、数年前に風袋が破れて使えなくなっていました。この度、修理のためオルガンを解体すると、ほとんど全ての部分に傷みが進んでいることがわかったそうです。風袋やバルブの修理、鍵盤まわりのフェルトの取替え、さびた金属部品の研磨、緑青のついたリードは酢で洗ってきれいにされ、板に生じた割れ目には薄い板が挿し入れられるなど、ていねいな修理がなされました。新たに譜面台と椅子も作られました。

 ストップを持たない総2列構造の小型なものですが、専門家の方から “響きの美しさ” の太鼓判を頂きました。この3月12日の創立130周年記念礼拝では、その内103年を歩んできたこのオルガンの響きで、主なる神と代々の先人たちを思いつつ賛美をします。心をこめ、大切に修復くださった皆さんに感謝します。

2月のおたより

 降雪の量はさほど多くはありませんが、やはり寒さのこたえる仙台です。皆さまにまもりをお祈りします。

 まもなく3.11、東日本大震災発生から6年を迎えます。祈りのうちに、あの時と今を結び合わせて3.11を過ごしたく思います。世界各国からも、この日を覚えますとのお知らせが届いています。

 3月11日(土)当日行われる、記念礼拝・コンサートのご案内をします。どうぞお出かけください。

 

 <東北教区 東日本大震災6年記念礼拝>

  14:30~  日本キリスト教団石巻山城町教会 にて

  説  教  佐藤真史 牧師 (東北教区被災者支援センター、いずみ愛泉教会)

  主  催  日本キリスト教団東北教区

   ※  仙台北教会より、自動車乗り合わせで出かける予定です

 

 <超教派による 東日本大震災追悼記念礼拝>

  14:00~  日本キリスト教団仙台青葉荘教会 にて

  メッセージ  潮 義男 牧師 (仙台青葉荘教会)

  特別賛美  Migiwaさん (ゴスペルシンガーソングライター)

  主  催  仙台圏宣教協力会

 

 <3・11祈りのコンサート>

  14:00~  電力ホール にて  入場無料

  W.A.モーツァルト 「レクイエム」 K.V.626   指揮:佐々木正利

  主  催   「3・11祈りのコンサート」実行委員会

 

1月のおたより

 昨年実施した改修工事によって、会堂・教育館の外装がきれいにリフレッシュされたことは8月のおたよりでお知らせしたとおりです。去る11月、この塗装がコンペティション「第19回グッド・ペインティング・カラー」(主催:日本塗料工業会)の改修部門で優秀賞を受賞しました http://www.toryo.or.jp/jp/consumer/goodpainting/)

 受賞されたのは、このデザインを提案くださった関西ペイント販売のWさんですが、当教会としてもうれしい限りです。施工くださった業者の方々にも感謝します。

 この時代、この地域にあって、主のもとに生きる喜びと平和とが豊かに証しされるために会堂が用いられればと願います。

審査結果から

12月のおたより

 クリスマスに際し、教会学校や幼稚園では“クリスマス・ページェント”(聖誕劇)が行われます。ページェントとはもともとページをめくるように進む劇や行列を意味し、クリスマスにはイエスさまのお誕生の物語が演じられます。

 マリアとヨセフ、宿屋さん、救い主誕生を知らせた天使、告知を受けた羊飼いと羊たち、不思議に輝いた大きな星、その星に導かれ宝物を捧げにやって来た博士たち…、そうした役を割り振ってみんなで劇をつくりあげます。

 ずいぶん以前のことでも、ページェントで自分が演じた役どころは不思議に記憶しているものです。今月、当教会では新婦がもと当教会幼稚園卒園児という結婚式が行われました。“この礼拝堂でページェントをしたんです。わたしは天使の役でした”と懐かしそうでした。

 当教会にはもう幼稚園がないので、教会学校の子どもたちが23日の「こどもクリスマス」・24日の「イブ礼拝」にページェントを行います。最近は子どもも少なくて大人が配役にかり出されることもありますが、実際に演じてみると理解も思いも深まって、なかなかいいものです。さて、あなたもいかがですか?。

ページェントの道具から、博士が捧げる宝物、黄金・乳香・没薬- ちょっと修繕した方がよさそうですね

11月のおたより

 11月の第4木曜、アメリカでは感謝祭(Thanksgiving Day)がまもられます。メイフラワー号でプリマスに入植した清教徒たちが厳寒と飢餓で危機的状況になった際、先住民たちに助けてもらい、感謝して共なる食卓を囲んだことに始まるとの伝説による祝日です。

 さて当教会では、バザーを行う11月第2主日に大人と子どもが合同で収穫感謝礼拝をまもっています。またこの日は、七五三の日に近いことから、しばらく以前より “こども祝福” をあわせて行うようになりました。

 集う子どもたちに真ん中に立ってもらい、神さまとみんなから愛されて豊かに成長しゆくようお祈りし、讃美歌を共に歌います。その後、子どもたちは教会からのプレゼントとして、窓をあけると小さなチョコレートが出てくるアドベント・カレンダーを頂きます。

 子どもも大人もみんなが笑顔になる、秋のひとこまです。

10月のおたより

 仙台北教会のバザーは11月第2週、今年は13日(日)13:00~14:45に開催します。すでに手作り品の作業会、販売提供品の受付が始まっています。そのほか、手作りケーキ・教会員栽培の野菜・石巻の海産物などの販売、やきそば・フランクフルト・おでん・わたあめなどの出店が予定されています。今年も、益金は福祉施設や国際活動支援などにすべて捧げられます。

 さて今夏行った教会堂の改修工事の一環として、台所が拡張され、シンク・作業台も大型のものに取り換えられました。さらに特筆すべきは、教育館との間の壁の一部が撤去されて引き戸がつけられ、直接やりとりができるようになったことです。積年の願いを実現させよう! と、婦人層で形づくるナルド会はこれまで積み立ててきた中から80万円を捧げました。このように祈りと思いが込められて完成した台所は、来たるバザーに際してその力を発揮することでしょう。

 バザー当日、お楽しみにおいでください。その際には、改修なった台所も覗いてみてくださいね。

9月のおたより

 9月9~10日(金~土)、壮年の集まり「四季の会」が計画した「キリシタンの歴史と今日の教会の働きを会津に学ぶ旅」が行われ、15名が参加しました。

 かつて教会があったという天子のけやき・セミナリオ(神学校)が建てられたと言われる亀ヶ城跡・殉教の地など猪苗代、十字が彫られた地蔵・刑場そばの涙橋など会津若松のキリシタン遺跡を廻り、古くこの地に生きた人々の信仰を振りかえりました。

 また、互いに協力しつつ力強く宣教活動を展開している会津若松教会・若松栄町教会・猪苗代教会など会津の教会、3.11以来放射能からいのちを守る活動を続けている会津放射能情報センターを訪ね、今日に生きる信仰の働きに学びました。

 昔も今も信仰は天に主なる神を仰がせると共に、それぞれの時代の課題へと目を向け取り組ませる力の源であることを指し示された旅でした。私たちもまた、派遣された時代と場所において与えられたいのちを燃やしつつ歩み行きたく願います。

8月のおたより

 5月から始まった会堂の大規模改修は完工に近づき、今は台所など内部の改修が行われています。8月末までに、すべての工事が完了の予定です。すでに屋上はしっかりと防水処理がなされ、外壁も傷んだ箇所を補修の上きれいに塗装されました。

 これまでベージュ色だった会堂・教育館は、ご覧のように新たな装いとなりました。教育館はこれまでより濃いベージュ色となり、礼拝堂はあかね色で彩られました。ただ塔屋正面だけはコンクリート現しの仕様となっています。これはコンクリート打放しに見えて、実は防水処理などを施した後に打放しのように化粧を施す職人技によって仕上げられています。これにより、まっすぐ十字架を擁する塔屋がより際立つようになりました。

 東勝山移転・献堂43年を経た新しい装いで会堂はこれからこの地に建ち続け、主と共に歩む確かさと平和を証ししていきます。集う私たちも新たな思いをもって主のもとに集い、派遣されゆく民でありたく願います。

 写真より、実際に見る会堂の変化はより印象的です。どうぞ足を運んで頂ければと思います。

7月のおたより

 当教会には、主日礼拝に用いるドイツ、シュッケ社製パイプ・オルガンのほかに、6台のリード・オルガンがあります。これまでの歴史の中でそれぞれに用いられてきた由緒あるオルガンですが、故障して十分に弾けるものはありませんでした。

 最近になって、教区センター・エマオで、リード・オルガンのメンテナンス・修理の講習会が始まりました。リードオルガン・ドクターとして知られる伊藤信夫さんが、お住まいの東京から通って、熱心に指導くださっています。当教会からM姉・K兄が参加しています。

 そうした取り組みの中で当教会の1台がエマオに運ばれ、修理・調整されて再び礼拝堂に設置されました。この10日にはロビーコンサートを開き、このオルガンの音色に合わせてみんなで讃美歌を歌いました。

 今後、聖歌隊の奉仕時には、このオルガンを用いることとしました。パイプ・オルガンとリード・オルガン、それぞれの音色で主を賛美できることをうれしく思います。