6月のおたより

 6月15日(土)、今年の「東華学校遺址碑碑前祭」が行われました。今から132年前の1887年6月17日、東華学校開校式が新島襄校長・八重さん出席のもと執り行われたことを記念しての行事です(学校自体は「宮城英学校」として前年創立)。当教会は同じ年に、この学校の教職員・生徒を中心に創立されました。

 時代の荒波にあって学校は5年で廃校となり、1932年に同窓生が学校跡に「遺址碑」を建立しました。碑はその後2002年に、連坊小路に移されました。

 碑は漢文で書かれているので、読みにくいかと思います。読み下し文を頂いたので、掲げておきます。どうぞ味わってみてください。

 


SEEK TRUTH AND DO GOOD

「実徳を修め虚栄を求むること勿れ」

 人材を育て風教を補するには必ず黌堂(こうどう)を待つ有り。是東華学校の設(せつ)有る所以なり。

 明治十九年、富田鐡之助、松倉恂、此に見(まみ)ゆる有り。宮城県知事松平正直、書記官和達妥嘉(たかよし)及び遠藤敬止、大童(おおわら)信太夫等と胥謀(あいはか)り、地を相(み)て黌を建つ。名づけて曰く「東華学校」と。新島襄先生を推して校長と為し、市原盛宏(せいこう)を副校長と為す。

 米国博士的法烈斯徳(デフォレスト)等を聘きて之が教師と為す。二目を掲げて曰く「敬天愛人」、曰く「独立自助」と。斯の黌に入る者、無慮(むりょ)五百有余名。学風頗(すこぶ)る興り、人材輩出し、名を天下に成す者尠(すく)なからず。明治二十五年、宮城県の中学校を興すに逮(およ)び、本校遂に廃せられ、今既に四十年を閲(けみ)す。其の遺跡も亦将に隠滅せんとす。同窓の士、深く之を惜しみ、碑を建てて予の文を得、以て経営の始めを記さんと欲す。仍(よ)りて之に銘を係(かか)げて曰く、 東華に学を開き 文を尚(たっと)び士を起こす 詞(し)を石に饞(うが)ち 言に其の始めを誌す。

   昭和七年十月

徳富蘇峰 撰

高橋天華 書

5月のおたより

 おいしそうでしょう。これ、何だと思いますか?。去る14日(火)、「虹の集い」の食事会が開かれました。その際のお弁当のメニューです。地場野菜ふんだんなお料理をみんなで美味しく頂きました。

 「虹の集い」は高齢者と一人暮らしの方の会で、年に2回くらい開かれています。お手伝いの方を含めて22名が参加されました。

 また礼拝堂で共々に礼拝をまもり、なつかしい唱歌に声を合わせ、それそれの愛唱聖句を当てるゲームなどを楽しみました。次回は10月とのこと、お楽しみに。

4月のおたより

 先月のおたよりでお知らせした、四季の会主催「観梅会」が4月8日(月)20名の参加で行われました。行き先は、大崎市岩出山の「佐藤梅園」。当初雨も心配されましたが、当日は風もなく晴天、恵まれたひとときとなりました。

 目の前には白梅・紅梅の広がり、奥に森の緑、さらに向こうには雪をかぶった栗駒山とすばらしいコントラストを楽しみました。梅園を一周した後は、梅の香りに囲まれつつお弁当を開きました。イースターの少し前、復活の喜びを先取りしたかのようでした。

 帰りは、色麻町にある自衛隊の王城寺原演習場をゲートの外から見てきました。ここで榴弾砲の発射訓練が行われると、その音が教会までも届きます。私たちの近辺にこうした軍事施設があることを改めて意識しました。

 さらに七つ森のふもとにある森のカフェで、自家焙煎コーヒーをたのしみ、帰着しました。

 

3月のおたより

 イースター(復活日)は移動祝日で、 “春分後の最初の満月の次の日曜日” と決められています。今年はちょっと遅めで4月21日です。東北では梅や桜の開花がこの頃に重なり、命の復活を祝うかのようです。

 さて宮城県大崎市岩出山に、東北一といわれる「佐藤梅園」があります。10ヘクタールをこえる敷地に20を超える梅の品種が植樹されており、もっとも古い木は樹齢60年近くにもなるそうです。見渡す限り広がる花の眺めもさることながら、木々の間に分け入ってみるとかぐわしい香りに身体ごと浸るような感じです。

 今年は四季の会(壮年会)が観梅会を計画しました。どなたも参加できます。マイクロバスの乗車定員の関係で、先着25名程度となります。イースターのちょっと前ですが、神さまの恵み、復活の喜びを先取りして味わってみませんか?。

 

四季の会主催 「観梅会」

4月8日(月) 10時教会出発 16時ごろ教会解散予定

参加費  1,500円 (バス代等)

持ち物  お弁当・雨具・敷き物など

申込み  教会まで連絡ください

 

△ 一昨年、台湾の牧師先生をご案内した際の梅園

2月のおたより

 降雪の少ないこの冬の仙台ですが、さてこののち大雪などなく春を迎えるでしょうか。皆さまお一人お一人にまもりがありますように。
 まもなく3.11、東日本大震災発生から8年を迎えます。東北教区では4か所で記念礼拝を行うこととなり、宮城地区は当教会が会場となりました。祈りのうちに、あの時と今を結び合わせて3.11を過ごしたく思います。
 3月11日(月)、4か所で行われる記念礼拝は以下の通りです。開始時刻はいずれも午後2時30分から。どうぞお出かけください。

 

= 東日本大震災8年記念礼拝 (主催:日本キリスト教団東北教区) =

<宮城会場>
仙台北教会
説教 中井利洋 牧師 (仙台東教会)

<福島会場>
郡山教会
説教 高橋真人 牧師 (会津坂下教会)

<山形会場1>
山形六日町教会
説教 中村正俊 牧師 (上山教会)

<山形会場2>
酒田教会
説教 長尾厚志 牧師 (仙台ホサナ教会)

 

1月のおたより

 どのようなクリスマス・新年をお過ごしになられたでしょうか。さてこのクリスマスも、当教会にアメリカ・ペンシルバニア州北部ハーフォードの「アメリカ合同教会 第一会衆派教会」からカードが届きました。

 東北教区世界宣教協力委員のジェフリー・メンセンディーク宣教師(現・桜美林大学チャプレン)が、アメリカの教会と東北教区の教会・センターを結び合わせる “クリスマスカード・プロジェクト” を立ち上げて下さり6年になります。今回はアメリカ合同教会・ディサイプル教会に属する38教会と、東北教区の81教会・2センターがカードをやり取りしています。

 今回頂いたカードには「私たちは会合があるごとに、皆さんのために祈っています」とあり、また長文のメッセージが記されています。K姉が訳してくださったので、全文は教会機関紙「カケスだより」の次号に掲載の予定です。お楽しみに。

 当教会からも、クリスマスに撮った集合写真を添えて、近くカードを送ります。

12月のおたより

 12月2日の礼拝で、讃美歌 “だから今日、希望がある” のことを紹介し、アルゼンチン・タンゴの曲調にのせて歌われている原曲も流して耳を傾けました。

 この元の動画で歌って会衆をリードしているのが作詞者のフェデリコ ・ J ・ パグーラ牧師、ピアノを弾いているのが作曲者のオメロ ・ ペレーラ氏であることを、日本語訳詞者の松本敏之牧師から教えて頂きました。2009年8月にもたれたアルゼンチン・メソジスト教会の集会で収録されたものとのことです。

 パグーラ牧師の力強いリードに、会衆が歌声そして思いを合わせている印象深い讃美歌です。ぜひ上のリンクを開いてみてください。

 下に日本語の歌詞を載せておきます。一緒に歌うこともできますね。

 

1. 主が貧しい馬小屋で お生まれになられたから
  この世界のただ中で 栄光、示されたから
  主が暗い夜を照らし 沈黙、破られたから
  固い心、解き放ち 愛の種、まかれたから
(くりかえし)
 だから今日、希望がある
 だから恐れずたたかう
 貧しい者の未来を 信じて歩み始める
 だから今日、希望がある
 だから恐れずたたかう
 貧しい者の未来を 信じて

2. 主がおごる者をちらし 高ぶる者を低くし
  小さく貧しい者を 引き上げ、ほめられたから
  主が私たちのために その罪と咎を背負い
  苦しみと痛みを受け 十字架で死なれたから
(くりかえし)

3. 主がよみがえられたから 死を打ち破られたから
  もう何も主の御国を さえぎることはできない
(くりかえし)

 

11月のおたより

 11月11日(日)午後、恒例の教会バザーが開かれました。好天に恵まれて暖かい中、地域の方がおいでくださり、ひとときを過ごされました。

 全体人数は例年より少なめだったかもしれませんが、買い物後も礼拝堂に設けられた休憩コーナーでゆっくり楽しんでくださった方が多かったように感じました。おかげさまで、手作りケーキ・味噌おでん・焼きそば・コーヒーなど完売。こひつじ文庫・男声合唱「コーロ・リベーロ」のステージも好評でした。

 収益はすべて、諸団体の福祉活動・社会活動に送られます。

 ご準備・奉仕・応援くださった皆さん、おつかれさまでした。

 

10月のおたより

近年子どもが少なくなって、教会学校の礼拝がさびしくなっていました。でも考えてみれば、礼拝には子どもも大人もなくみんな神さまの家族!ということで、5月より“めぐみの礼拝”と名づけて誰もが参加できる礼拝としてリニューアルしました。

 世界のさまざまな賛美を取り入れてみる、聖書も出席者に読んでもらう、献金にあわせて一週のふり返りと分かち合いの時をもつ、などみんなでつくりあげる親しみやすい礼拝を心がけています。聖書箇所も歌詞もプログラムにプリントするようにしたので、あちこちめくることもなく、スムーズに礼拝が進むようになりました。

 今、お話は使徒言行録から引き続いて、教会草創期の信仰者の歴史を辿っています。

 こうして教会学校スタッフのほかに、早く教会においでになった大人の方も参加くださるようになってきました。あと、子どもたちがうれしく集うようになってくれたらいいなぁ、というのが祈りであり願いです。

9月のおたより

 過日、T兄から1枚の絵画が教会に寄贈されました。もと教会員のC姉の作品「花もようのついたオルガン」です。1985年に描かれたすてきなこの絵は翌年の河北美術展に出品され、入選受賞しています。

 描かれているのは、昨年3月の「おたより」でご紹介した1913(大正2)年製造のリードオルガンです。

 絵画は寄贈を受けて教育館階段の踊り場に設置を考えましたが、壁面の強度不足でむずかしいことがわかり、2階の「会議室A」に飾ることとなりました。ちょうどこの部屋には描かれたオルガンが修復されて設置されており、今ふたつとも然るべき場所を得たといった感じで並んでいます。

 2階に昇りにくい方もおられるので、9月16日の礼拝時に絵を礼拝堂でもご披露しました。可能な方はぜひ階段を昇って、当教会の歴史の証人でもある絵画とオルガンをご覧頂きたく思います。