●青空を目指して歩きつづけましょう / 片岡輝美

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『日本の青空』を上映する会津の会 代表 片岡輝美

 2007年年2月に始まった上映準備の後、6月に結成総会、そして11月に予定された六会場17回上映を全て終了。私たちは映画を通して、たくさんの出会いを経験しました。

 鈴木安蔵・俊子夫妻と日本国憲法草案に関わった人々との出会い。単なる映画の登場人物としてだけではなく今もなお生きて平和を訴えている、まるで私たちの同志と感じるほど身近にその存在を感じたのです。

 快活に憲法の歴史をひもといてくださった金子勝先生、静かな語りのなかに熱い想いを持つ大澤豊監督、父母としての鈴木夫妻をユーモアたっぷりお話くださったご長女鹿島理智子さん。結成、解散の両総会に私たちを励ましねぎらってくださった制作委員会の小室皓充さん。この方々との出会いによって私たちの上映運動に強さ、熱さ、深まりが生まれてきたのです。

 一枚のチケットを勧めるたびに私たちは「日本国憲法は平和憲法」「アメリカの押しつけではないこと」を伝えてきました。チケット販売数は4862枚。私たちはこれほど多くの人々を『日本の青空』と出会わせたのです。

 私たちは不安を抱えながらも前に進んできました。その時々、これが最良の判断であり今これをやらなければならないと信じながら…。確かに反省は多々あります。共働の難しさを実感しました。ですが会津の六市町村が「平和憲法を守りたい」との一点に心を寄せたのです。微力である私たちが出会い、ことばを交わすなかで力強い広がりを生み出したのです。

 「試写会の時に感じたんだよ。会津の熱意を。」と大澤監督。「どうして、このように活動の広がりがあるのですか?」と他県の実行委員の方…。全てはこのことばに集約されています。

 頭上にはいつも青空が広がっているとは限りません。暗雲立ちこめる空、嵐の空もあるでしょう。でもその先には青空が広がっている、と希望を携え各地域での歩みを進めましょう。『日本の青空』と出会った私の使命は「平和憲法」を次世代に、そして世界に伝えること。決して、日本を再び戦争をする国にしてはならないのですから。

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